【あらすじ】

三雲華(深田恭子)は桜庭和馬(瀬戸康史)との間にできた子供を無事に出産。ただし、まだ和馬は“Lの一族"に関わった者として公安警察にマークされているため、表向きは独身として土日だけ華たち家族と生活することが条件となった。そのため子供は“Lの一族"の姓で「三雲杏」と命名される。 時は流れ、典和(信太昌之)たち桜庭家だけでなく、尊(渡部篤郎)や悦子(小沢真珠)たち三雲家の愛を一身に浴びて育った杏(小畑乃々)は小学生になった。華は“Lの一族"を親の代で終わらせようとしていたため、尊たちが杏に三雲家の家業が泥棒と教えはしないかと冷や冷やし続けている。“Lの一族"の助けもあり警察内で手柄を上げ続けていた和馬は警部に昇進。そんな時、課に新人刑事としてキャリア警察官が配属されてくる。 名探偵の娘・北条美雲(橋本環奈)は社会人となっても極貧生活を強いられていたが“Lの一族"の正体を突き止めるための最短ルート"を考え出し、実行に移していく。一方、和馬は寸借詐欺師、御子柴保(コウメ太夫)逮捕に向けた証拠固めの捜査に着手する。和馬は新人刑事とともに、御子柴の部屋がうかがえるマンションに張り込みを開始。和馬が望遠鏡で見張っていると、なんと御子柴の部屋に泥棒スーツの尊たちが忍び込んで来るのだった…。

 

『感想』

今週放送の第3話は筆者が密かに期待しています。毎度おなじみの和馬の捕まり癖😅は発揮されないものの、お決まりのシーンの応酬が繰り広げられる一方で、“Lの一族の大きな変化について触れられるエピソードだった。前回神々しく生まれた華と和馬)の子供は“杏”と名付けられましたが、公安からマークされている和馬は警察署内では独身で通さなければいけないこともあって、休日しか2人に会えないことに。そうこうしているうちに(またしても円城寺の歌唱とともに😓)8年の歳月が流れたウッソーン!!∑(;゚ω゚ノ)ノこの朝ドラばりの時間経過にちとばかこの8年間の家族の物語を掘り下げてほしかった気もします。でも、赤ん坊だった杏は小学生になるものの、当然のように華をはじめとした大人たちの見た目が変わらないのはあまり神経質になって気にする必要もあないのかもしれないとも思う。原作の『ルパンの帰還』の中にも「好きなことしかやらない三雲家の人間は総じて若く見える」という記述があったぐらいです。にもかかわらず、今回の劇中では高齢化が進んだ“Lの一族の年齢がやたらとフィーチャーされるのだから、このドラマの開き直り方の潔さたるやすばらしいです♪。(≧∀)(*n'∀')n バンザーイ

尊は66歳で悦子は65歳。そして相変わらず引きこもり続け、しかも前回のエピソードで待ちぼうけを食らってから8年間ずっと美雲を想いつづけている渉は44歳だと語られています😱

マツにいたっては86歳だということが何度も繰り返し強調されたわけで、第1期の終盤のエピソードでマツと巌、和一の若かりし日の物語が描かれた際に60年前(おそらくつまりは今回のエピソードの時間軸から見れば69年近く前になる)と言われていたこととの整合性はきちんと取れているあたり、実に抜かりない(´∀)bグッ‼。最終話まででさらに時間軸が進むのかどうか、どこまで開き直れるのかは見ものです♪

ツッコミが追いつかない位にありえない展開を畳み掛けてくるのもいいけど、無駄に引っ張らないのが好き。第2話の華の妊娠も、第3話の美雲の恋心の正体もさっさと片付けてしまった。💧

とはいえ“Lの一族に執着するさまや、前回のエピソードで高校時代に助けてくれた刑事が和馬であると気付くなど、美雲周りの設定はドラマオリジナルで進んでいくようです。すなわち華と和馬、美雲の三者の関係があらゆる方向性からこの第2期のひとつの大きなフックになるということでしょうか?(_D フムフム。そんな三角関係的な様相に、渉が参戦してきたらよりユニークな展開になりそうです😆それ以上に美雲の持つ『名探偵コナン』さながらのガジェットと、おなじみのてんとう虫のガジェットの直接対決というのも密かに期待しておきたいです( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

今回の激ツボはなんといってもついに今回三雲家、桜庭家の面々も参加‼。これまで以上の長尺で豪華なミュージカルシーンにあんなに対立してたのに、ミュージカル「孫は可愛いでは息ぴったりでした「本編も楽しめたけど、今回のミュージカルシーンも最高だった。ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪両家揃った孫ソングはアットホーム感にあふれていて回を追う毎にミュージカルパートが増えてるし最後は完全にミュージカルになるんじゃないとマジ心配しております(それはそれで楽しいかも😝

感情をあらわにもせず、つねに「小首をかしげてキョトン」とする。悲しくてもキョトン、切なくてもキョトン、悔しくてもキョトン。何が起きてもキョトン一本槍という、一つのジャンルを確立した。👏

なぜだか、小首をかしげてキョトンが出ると嬉しくなる。さすが20年にわたり主役をはっている俳優さんです。ヽ()ノ うぇ──────

前作を上回る満足感で、「制作陣のエンタメに対する真摯な姿勢が見える秀作」だと思う‼おぉ♪(〃人)。。クオリティが高すぎて逆に心配になるほどだけれど、信頼できる制作陣とチームワーク良さそうなキャストだから期待が高まりますワクワク♪_( _)_