【あらすじ】

甲斐(織田裕二)や大輔(中島裕翔)の活躍もあって『幸村・上杉法律事務所』の内紛はチカ(鈴木保奈美)の勝利に終わったが、お家騒動があったことは他ファームだけでなく、クライアントの間にも広く知れ渡っていた。それを不安視するクライアントの中には『幸村・上杉法律事務所』との顧問契約を見直そうとする動きが起き始める。 動画配信サービスを手がける『ネットフィルム』の社長・五十嵐数馬(粗品)もそのひとり。甲斐先生に会った五十嵐は、進めていた株式公開と顧問契約の両方を再考したいと言い出す。いら立つ甲斐先生は、遅刻してきた鈴木先生に怒りをぶつけ「やる気がないなら突き落とす」と言い放つ。 一方、蟹江(小手伸也)も、チカから『ステラ証券』が契約を打ち切るという情報を教えられる。アソシエイトの八木田(坂口涼太郎)がミスをしたせいだと考えた蟹江は「明日までに契約書を作り直せ」と命じた。 その夜、鈴木先生は、元同僚の松井圭介(間宮祥太朗)から、彼が所属している『ブラットン法律事務所』に来ないか、と持ちかけられる。その際、鈴木先生は『ブラットン』が他のアソシエイトも引き抜こうとしていることを知る。 『ブラットン』は『コースタル・モーターズ』の一件で、甲斐先生に和解を勧めた弁護士・副島(清水ミチコ)がいるファームだった。甲斐先生やチカは、副島の背後で暗躍する人物ーー上杉(吉田鋼太郎)の存在を感じ……

 

『感想』

前回の鈴木先生が軸に描かれた前回のエピソードから一転してふたたび幸村・上杉法律事務所内に“上杉ショック”の余波が巻き起こることに。いよいよシーズン2のフィナーレへ向かい、本格的に物語は加速をはじめましたね‼ワクワク♪_( _)_リメイク版ドラマとしては、かなり頑張っているし、筆者的にはに十分楽しめる出来だと思う。アメリカンなセリフのテンポやジョークに、いやいや日本人でこれはちょっとと思う時はあるけどね😅

上杉先生がファームを去ったことに端を発したファーム内のお家騒動の噂は、クライアントや他の事務所にも広がる着実にファームに危機が迫ろうとしているなかで、まずフォーカスが当てられたのは甲斐先生と蟹江先生のライバル同士の関係。ブラットン法律事務所からの引き抜きの話が来ているアソシエイトが皆、🦀のお気に入りであることを知った甲斐先生は蟹江先生のオフィスを訪ね、上杉とのつながりを問いただす。必死で否定する蟹江先生だったが、甲斐先生からは決別を言い渡されてしまう😱すっかり落ち込んだ蟹江先生は、自らファームを辞めてブラットン法律事務所に移籍することを選択するウッソーン!!∑(;゚ω゚ノ)ノ。今回のラストの、甲斐先生と蟹江先生の無言劇のシーンは凄く良かった♪。🦀が荷物持ってトボトボと道路歩いてると路の先に甲斐先生が登場した場面にこちらが「キュン♪」ってなりましたカッコエェ・:*::(*'▽'*)::*:・ポキューン

そして無言で蟹江の提出した退職願をかざし、無言のまま近づき2個の内の1個を持ってファームに戻って行く甲斐先生、それを早足で追いかける蟹江先生の後ろ姿が嬉しそうでクスッとなります( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

そんな甲斐先生の無言の“和解交渉”に同意し、シーズン2ではこれまでにも何度もこの2人の名シーンは誕生してますが、今回は群を抜いてグッとくるものがあったおぉ♪(〃人)💖いつもは饒舌に言い合う2人が、言葉なく表情と行動だけで語り合う。一度ほつれた絆ほど、強固なものはない‼。甲斐先生もどこかで蟹江先生に心を許していた部分があったから、尚更盗聴等の裏切り行為に激高したんだろうね。とぼとほと荷物を抱えた蟹江先生が、甲斐先生の思わぬ行動に目をうるっとさせて追いかける後ろ姿は、ちょっといい感じでした。改めて織田裕二さんのカッコよさ、小手信也さんの三枚目だけど印象に残る演技に引き込まれた(∩´∀)∩スンバラスィ

あと鈴木先生が幼なじみの夫から殴打された後、自分の救急箱で介抱した蟹江先生は、甲斐先生との関係について「外から敵が来れば力を合わせる」と語っている。さらにネットフィルムの案件をまとめ上げた甲斐先生は、対峙した副島弁護士から「また他のファームから狙われる」と忠告された。これはもしかすると、終盤の展開のフラグなのかもしれない。残すところ3話。次週はシーズン1以来の登場となる聖澤さんの父・聖澤敬一郎の再登場に加え、藤嶋検事がファームの一員としてやってくる。これはおもしろいことになりそうですヽづ(^^* )フフ