【あらすじ】

カワイイもの好きの“同志”がいる幸せをかみしめる小路(眞島秀和)。ケンタ(今井翼)へのお礼にと、サプライズを計画する。だがケンタは、小路が元妻のことを話してくれなかったことにモヤモヤとしていた。一方、鳴戸(桐山漣)は、猫と戯れる真純(藤原大祐)に出会い、“猫が寄ってくる服”を一緒に買いに行くことに。小路はケンタが大学の仲間と飲み会をしているところに遭遇。そこでケンタから衝撃的な言葉を聞いてしまい…

『感想』

今回は、これまでと違った展開。と言うか、これまでの登場人物の関係性を一気に進展させて、新たな個々の「カワイイものへの愛」のカタチを丁寧に描きつつ、個々の人生の方向性の違いみたいなものまで掘り下げたと言うべきか。おじさんがカワイイもの好きなところよりも、偏愛を隠しすぎてコミュ障になってる人たちが仲良くなってくのを見るのが尊いおぉ♪(〃人)

これまでは、小路さんとケンタの関係性は描かれたが、真純と鳴戸さんは別枠で動いていた。しかし、今回から「小路とケンタ」、「真純と鳴戸」をそれぞれペアにし、どちらもカワイイものが好きで、その同志を尊い存在として感じている点では、二つのペアは似たようなことをやっているのですが、「小路とケンタ」では 充実感と矛盾 を、「真純と鳴戸」では 好きなものと嫌われ者 を扱って、巧みに自身の在り方を模索する姿に重ねている。これは、前回から大きく昇華したと思う。また、とにかく、ペアの中の距離感、ペアとペアの距離感の描き方が秀逸で、正に付かず離れずの状態。もちろん、俳優陣も 付かず離れずの絶妙な距離感を上手く演じている。やはり、脚本と演出と俳優の三位一体が、かなりの高次元で成功しているからこそ、群像劇ならずに個々の人間ンドラマであり続けていると思う。

特に真純の漫画は人気があるが、ある一定の人間から「つまらない」というコメントがありショックを受ける。「僕の漫画を面白いという人もいればつまらないという人もいる」と落ち込む真純に「君の漫画を読みたい」と鳴戸さん。その言葉に真純は再び漫画を描こうと決意する。コミュ障気味の鳴戸さんが他人を励ますことができるとは友達ができると人はここまで変われるのですねカッ∑(*´*)カクィィ鳴戸さんと真純の“ネコ寄せ短パンファッションショー”はよかったピンク音符😆

普段なら見られないレアな鳴戸さんの短パン姿(--)クスクス友達って本当に偉大です‼

また今週で特筆すべきことはケンタの過去が明らかになったとこと。昔のサークル仲間の飲み会で仲間の口から語られたケンタの過去とは・・・・

【過去】

ケンタは当時付き合っていた彼女にドールハウスを見せると、彼女は泣き出してしまった。

彼女は、その事実から「ケンタはヤバい」ということを話してしまい、サークルの中で噂に。

それが原因で、サークル仲間とはなとなくぎこちない雰囲気になったままだった。

ケンタは「ドールハウス事件」のことでからかわれている。すると、ケンタは「しつこいよ、お前ら。あれはギャクだよ。てかさ、俺がカワイイもの好きなんて有り得ないでしょ」と心にもないことを言う。その時偶然居合わせた、小路さんがいることに気づく。サークル仲間に「知り合い?」と小路さんのことを聞かれたケンタは「仕事先の人」とだけ答える。小路さんがしょんぼりして歩いていると、ケンタが追いかけてきて謝ろうとする。小路さんは、その言葉を遮り、はしゃいだ話を続ける。するとケンタは「俺、しばらくは小路さんと会えないです」という。理由は、仕事が忙しいから。「時間できたら、また、連絡します」と言われた小路は「また」と言って、ケンタを別れるえーん。そのとき、パグ太郎ドリームショーの当選通知が届く。小路さんは、ケンタに会えないといわれたことを、仕方のないことだと、自分に言い聞かせている。「大丈夫だ、寂しくなんかないよ」そういう小路さんの隣には、パグ太郎がいる。「こんな気持ちになるなら、ずっとひとりのほうがよかったなあ」小路の心のつぶやきが悲しく響く……。゚(´ω`゚)゚。ピー。

おじカワ4話の終わりはとても切ない終わりでした。ケンタは好きな気持ちを封印してしまいました。そしてひとりになった小路。“ずっとひとりだったじゃないか”という心の声。その声を聞いているのはパグ太郎だけ。ずっとひとりのままなら寂しくはない。大切な同志がいたのにひとりになったとき、寂しさは倍増するものです😢。小路さんの寂しさと、ケンタの決意がとても切ない物語でした。そんな中で、真純の漫画が認められたのは嬉しいニュース音譜。好きな物を大切にしていくことは、時々、難しいこともあるかもしれません。でも、好きな物は生きがいでもあるわけで、できれば壊さないで生きていきたいものです。最後パグ太郎がちょこちょことまるで小路さんを慰めるようにと一緒に歩いているのが可愛かったです。が、どこか胸がギューとしめつけられるような切ない場面でもあった。

だだそれでもやっぱりパグ太郎は癒しです萌ぇ――――(pдq)――――!!💖

来週は、もう最終回です。もう少し続けて欲しかったのですが、残念!最終回、どうなるのでしょう。来週もお見逃しなく。パグ(*- -)(*_ _)ペコリ