【あらすじ】

私設ボディーガードの島崎章(木村拓哉)が警護するのは、天敵である大企業社長・劉光明(仲村トオル)。猛反対するバディ・高梨雅也(斎藤工)と決裂した章は、たった一人で劉を護ることを決意する。一方、菅沼まゆ(菜々緒)や沢口正太郎(間宮祥太朗)は、劉を追う警察に協力することとなり。バラバラになった旧メンバー4人の行方は。そして章に、命を揺るがす絶体絶命の危機が!運命の最終任務が今、始まる…!!

 

『感想』

最終回でありながらやけにあっさり終わっちゃたなぁ~と率直な感想です。恐らく一番の盛り上がるポイントだったはずの劉社長と桑田議員との対面のシーンもあっさり終わっちゃし…もう少し長い時間かけて2人のやり取りを撮った方が物語に深みが出たように思える。

ただ逃亡中の仲村トオルさんのベースボールスタイルが面白過ぎて、やけに似合っていてシリアスな所が笑えてしまう😂逃走するときは地味な格好しようよ社長( ̄m ̄〃)ぷぷっ!もうツッコミ所多すぎてツボってます‼

新型コロナの影響でストーリーが無理やり進んでしまったけども全員で「誤差なし!」は良かったです💖もしシーズン3があれば政治絡みよりも毎回、色んな依頼人の喜怒哀楽のあるBGストーリーを中心に見たいと思う・・・あったらね😅

本来10話ぐらいあった話が7話に短縮放送されたて本当ならもっと深く描たのにそれが中々できてなかったのが断念です。例えば劉社長の過去とか背後に抱いてるものともっと核心のところまで描けたはず。何のため演技力のあるベテラン仲村トオさんをキャスティングしたのか仲村トオルさんの無駄使いの感は否めません(´Д`)ハァ…

またもったいぶった演出でサプライズ出演させるなら、せめてエンドロールのタイミング考えようよ。 市川海老蔵(特別出演)どーん! と先に流されたら、あ、そうなのね、わかりました、 と言うしかなくなるわ😱

よく「キムタクは何を演じてもキムタク」とよく言われますが、それはキムタクの演技力がどうこう言う以前に、キムタクと言う存在とがあまりに大きすぎてそのキムタクオーラにキャラクターが負けてみんなキムタクが前に押し出してしまっている。(それがいいか悪いかはわかりませんが💧

筆者的にはキムタクについて色々言ってきましたが決してどうにもならないくらい“ド下手”だとは思ってません。そもそもキムタクが箸にも棒にも掛からい大根役者下手だったら、『BG』も主演はできない。相棒役の斉藤工さん絡むシーンで押されてしまう。劉社長役の仲村トオルさんにも貫禄負けしてしまうはず。田村正和さんもそう。細かい事考えないで真っ直ぐ行くといい。また、それが出来る人は限られてるんだし。

島崎さんと多佳子先生ののやり取りはムネキュン(⋈◍>◡<◍)。✧♡2人とも婚姻歴がある40代にもかかわらず、まるで高校生のよう。これもキムタクに少年の要素が残されているから成立するのだろう…多分。

あと回想であるが村田係長と落合さんが登場したのは懐かしくちとうれしかった♪それに最後に4人揃っての『誤差なし!』を見れただけも見た甲斐があり大満足ですヵコ(*)b-

最後コロナ禍で大変な時、一人の脱落者も出さずに撮影を続けるのは本当に大変であったと思います。暑さの中、防護のためにマスクやフェイスシールドをつけてのアクション(本番では外すけれど)は精神的にも肉体的にもきつかったと想像に難くないです。それでも、皆さんが揃って120%の力を出し切って届けて下さったことに感謝感謝でございます<m(__)m>

~完~

 

「総括」

コロナウイルの影響で途中撮影中断し短縮放送となったが、何とか上手くまとめてそれなりにBGの物語として完結していた思う。それは脚本家の井上由美子さんの実力とキムタクを始めとする俳優さん達番組制作スッタフの「何としてもよい作品を」を作ろうという心意気の表れだと思う(∩´∀)∩スンバラスィ

視聴者も制作陣も面白いドラマである程、今の時期に不完全なモノを観たくなかったと思う。色々と多方面への調整や配慮があると思うが、“半沢直樹”みたいに最初から1クール飛ばして新しいクールから放送できなかったのかな。そうしたらもっと「BG~身辺警護人~」らしい物語になったと思う。設定に無茶はあれど、ハラハラドキドキしたし、最後は元メンバーとの一体感も良かったし、もっと楽しめたはず。それに前作とは違うチームプレイからバディものになったのもなかなか新鮮味があってよかった(´∀)bグッ!!。ただ、7話で終わりというのが残念で、終わっちゃうのは早い。コロナ禍で仕方ないとは言え、“相棒・科捜研の女”に続くテレビ朝日を代表するシリーズ化作品になる可能性あった完成度の高い作品だけに惜しい‼

色々なことがありましたが、最後まで視聴してよかったと思える作品でしたブイブイ( ’’ )