あらすじ】

やられたらやり返す…あの男がついに帰ってくる!東京中央銀行・大阪西支店の融資課長である半沢直樹(堺雅人)は、支店長・浅野(石丸幹二)に押し通された5億円の融資が回収不能となり、全責任を押し付けられてしまう。半沢は自身の命運を賭け、5億円を回収するべく奔走するが銀行内外での裏切りで絶体絶命のピンチに!仲間と家族までも巻き込む騒動の結末は!? 

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『感想』

平成史上最高視聴率(42.2%)を叩き出した作品。それでも本音を言うと、始まった当初は「そこまで面しろいと思わなかった」。が、話が進むにつれてドンドン盛り上がっていって・・時代劇バリの“勧善懲悪な展開と”半沢の「倍返しだ‼」というセリフにスカッとし次第に「半沢直樹」の世界に魅了されていった。たとえ上司でも間違っていれば躊躇なく物申し時には「倍返し」という名セリフと共に反撃する半沢に当時のサラリーマン達は憧理想のサラリーマン像を見たことでしょう(・∀・)ウン!!

TBSの“日9”企業ドラマの基盤を築いた企業ドラマの不朽の名作。池井戸作品は何作もドラマ化されているが、これといったハズレがなくみんなそれなりの高い評価を受けている。これもみな「半沢直樹」の大成功だあったからだともう!!

で、そんな作品の元となる前半「大阪編」ですが、約7年ぶりに見て見るとやはり物凄く面白いビックリマーク

二転三転する展開に7年経った今もワクワクハラハラドキドキですヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪

大阪編では赤井英和さんも出演して半沢と共に悪人退治をする役で作品の世界に良いスパイスをきかしていたと思う。後忘れてはならないのは小木曽次長の“机バンバン!”はこの作品の名物です♪(もはやギャグの領域っス🤣

それと、大阪編から登場している国税局の黒崎、片岡愛之助さん演じるおねぇキャラがここまでインパクト且つ重要な人物になるとはこの時思いもしなかった( *´艸`)

香川照之さん演じる大和田常務もこの時からラスボス感満載で後半に向けてしっかり息を潜めつつも存在感を漂わせます。苦笑_(´Д`ll)ハハッ

そして、主演の堺雅人さんのずば抜けた演技力が無ければここまでこの作品が歴史に残る名作にはならなかったと思う。堺雅人さんの凄いところは“半沢直樹”のような生粋の企業ドラマや“リーガルハイ”のようなぶっ飛んだコメデイ企業ドラマまで様々な登場人物を自由自在に演じる事の出来る俳優さんであること♪

学生時代演技論講師の先生がいっていましたが、名優と言われる俳優さんには2種類のタイプがいて、1つは藤原竜也さん・菅田将暉さん等のように感性で演じ役に入り込む天才肌タイプ・もう1つが真田広之さんのように脚本をみっちり読み込んで役を研究して演技プランを組み立てる技巧派タイプ。堺雅人さんは後者のタイプだとおもいます。

最後、告発を止めるかと思えば、キッチリ浅野副支店長に「倍返し」して銀行員として上に行く為利用することも忘れない半沢・・・流石っていうか怖いような気がする😱

やられたらやり返す男の本領発揮ですねバンザ───(∩∩)───!!!!

次週「東京編」で物語がいよいよ核心に迫り大和田常務も黒崎国税局検査官も本格的指導開始‼半沢のやられたらやり返す“倍返し”もグレードアップして切れ味鋭くなって見どころ満載楽しみです音譜