いきなりですが・・・・ホイ
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■住宅街出没のヒグマ1頭を射殺 札幌市南区 雌、体長1.4メートル
三毛別の事件も、福岡大ワンゲル部の事件も、知っています。北海道在住ではないですが、ヒグマの恐ろしさは分かっているつもりです。 それでも、全てのヒグマが、事件を起こしたヒグマと同じ危険極まりない性質を持っているとは思えません。事件を起こしたヒグマでさえ、何らかのきっかけや原因があったのだろうと考えています。
今回のヒグマが妊娠していたのだとしたら、お腹の中の子のために、必死でエサを探していたのだろうと思います。元々ヒグマの生息地であった場所を切り開いて宅地にしたのだとしたら、ただ人里に下りてきてうろついたという理由だけで射殺するのは、あまりにも非情に思います。
今回のクマ出没から駆除迄の経緯。人への危害もなく済んだ事は幸いではあったが、ここまで住民の不安は計り知れないと思うと同時に、結構クマへの対応が雑に感じられました。人里に降りたクマが人間の自家菜園、残飯など食べ町内を徘徊、人を襲わなかったものの1週間近くの野放しは危険です。自然保護団体、行政の手続きがあり過ぎて素早い判断ができなかったのか?
今回は何事も無かったが、北海道に関してはヒグマとの共存は不可欠だと思う。そのためにも、行政、警察、猟友会の連携が大切だと思われます。クマが出たらどうするかの線引きをしっかり決め、これから早い対応ではなく、対処していただきたいとおもいます。
それと昔興奮したゾウを麻酔で眠らせたというニュースを見たことがあります。ゾウですら麻酔で眠らせることができるのなら、ヒグマであっても可能ではなかったのでしょうか。行政はどこまで真剣に考えたのでしょう。人は人間以外の命をあまりにも軽く考えすぎているように思います。

