【第91話あらすじ】「なつよ、ワクワクが止まらない(91)

亜矢美(山口智子)が営むおでん屋・風車に、なつ(広瀬すず)や咲太郎(岡田将生)、坂場(中川大志)、雪次郎(山田裕貴)たちが集まる。その中心にいるのは、北海道から上京している夕見子(福地桃子)。相変わらず独自の視点で恋愛について語っているが、なつにはまったく理解ができない。その夜、なつは夕見子に、どうして東京に来たのか、今どんな人と一緒にいるのか聞き出そうとするが…。

Yahoo!テレビより引用)

昭和34年(1959)年――短編アニメ『ヘンゼルとグレーテル』が本格始動!

チームは乾杯して、楽しんでおります。咲太郎は、なつが飲めるようになったと感心しておりますが、それはどうでしょうか。

 

職場では『ヘンゼルとグレーテル』の作業が始まりました。神地はノリノリで原画を描いています。

水を得た魚ってやつですね(≧▽≦)

 原画を裏返しにしてデッサンを確認すると、ほとんど狂いがないのです。

チームメンバーが感心している中、こいつはこうです。

「当たり前だろっ!」

こいつも濃いぞぉ〜。

それでこそ染谷将太さんってもんだ。少年漫画に出てくるノリノリ天才系キャラかな。😅

茜も「ちゃん付け」で呼び始め、チームに動揺が走ります。

ある意味、「相性で呼ぶ意味がわからない」と言い募る坂場とは逆のめんどくささがあります。

 「神っちって呼びましょう」

マコはそう提案します。彼女は一段階上へ上り詰めました・・・あいつは生意気だとカリカリするくらいなら、先んじてあだ名をつけて、打ち解けてやる。進んで相手のペースに巻き込まれに行ってやる。器用になりましたね(p゚∀゚q)おぉ♪

そしてその坂場ですが、新たな混沌を生んでおりまして。

 

場所は会議室へ。

アニメに政治を持ち込むな?

「短編映画とはいえ、劇場公開できるようにしろ。社会風刺をしてはいかんだろう」

井戸原は、坂場をそう問い詰めています。

 仲も苦しそうな顔です。

『ヘンゼルとグレーテル』は魔女がラスボスだったはず。

それを飛び越え、操る悪魔がいる。

これは「こういうことか?」と、尋ねられているのです。

悪魔:アメリカ

魔女:日本

坂場はきょとんとしています。

「それは見る側の自由ではありませんか?」

「純粋に子供が楽しめるものにするんだ」

坂場の反論はこうでした。

「その考えは古い。漫画映画は子供が見るものと決めつける考えです」

夕見子だけではない。 坂場も、ここで大きな渦を引き起こしつつあります😱

なつとのアニメ論議を見ていた視聴者は理解できるもの。

しかし、仲と井戸原からすればこれは困ったことなのです。(´゚д゚`)アチャー

 

マコは、なつにこう尋ねます。

「あの子はどうしたの? あの子の考えは正しい……」

マコは、ここで女の結婚論を語ります。

女の結婚は、志と一体化されるもの。

何を一番と捉えるか。人生をどう考えるか。

 問われるものだと。

「結婚か、仕事か? どちらを選んでも、責められるなんてないってことよ……」

マコはしみじみとそう語ります。

マコの家庭環境は不明です。ただ、断片的にはわかります。

・お煮しめを美味しく作ることはできる。なつや夕見子よりも、家事を学んだ家庭環境だとわかる

・芸大の学費を出せるほど裕福な家庭である

・お見合いをしつこく進められるようになった

『半分、青い。』では、老舗呉服店の後継であるボクテが、結婚を急かされていました。

ボクテの部屋には母親からの手紙が届いておりました。

この手紙が辛い。わずかこの一通で母親を嫌いになるようなひどいものでして。

 父の病気が重い。着物が嫌いじゃないだろうから、呉服店を継げとボクテにプレッシャーを与えます。金沢の鬼才というから、あの加賀百万石を代表する金沢市なのでしょう。その呉服店だと、さぞかし保守的なことが思い浮かびます。母からの手紙は、ゲイだの漫画家だのをやめて戻ってこい、いいお見合い相手もいるぞ、と続いておりました。

 秋風塾は確かに天国です。彼の才能が認められ、性的嗜好を矯正し、人生を決めつけようという人はいません。理解者しかいないのです。しかし、ボクテは追い詰められて、その天国を壊しにかかっています。

 「漫画家と違ってゲイはやめられないんだよ、」という台詞がズッシリ響きます。

 朝ドラでここまで言うようになったか……。

アニメーターと違って、女はやめられないんだよ

そういう選択肢が、今後なつ、マコ、茜にも迫ってくるのでしょう。

坂場はアニメでの社会風刺はありなのか。

そして夕見子は、結婚、愛、女の人生に波を起こしました。

 

なつは風車に帰宅し、タオルで顔を拭いています。

すると、そこにいたのは……なんと!

ジャーンジャーンジャーン!

げえっ、泰樹ジジイ!

と、思ったら雰囲気がそっくりな男でした。

どんだけ「げえっ!」が多いんだこの朝ドラマ!ドッヒャ―――∑(´▽`ノ)ノ―――!!

若き日の草刈正雄さんに似なくてはいけない。そんな須藤蓮さんのプレッシャーよ。

そこを乗り越えたのですから、これはよいキャリアのステップアップになりますよねルンルン

父ナレもこう突っ込みます。ナレーター父の突っ込みスキルが日々成長しているよね💧

『なつよ、じいちゃんがここに来るわけないだろ。

けど夕見子ちゃんは、そういう人が好きだったのね――。」

 

うーん、夕見子は強いです(・∀・)ウン!!

駆落ちだの…婚前性交渉や性の自由だのガーンそもそも、朝ドラって気になる性の部分はあんまり出さないものです

なんだか彼女だけ、2025年のドラマから吹っ飛んできた感すらありますドッヒャ―――∑(´▽`ノ)ノ―――!!

海外ドラマならいるでしょう。

しかしこれは、日本でも最も保守的で、可愛いお嫁さんタイプを供給してきた、朝ドラ枠のヒロインですよ。しかも、メインヒロインの姉妹枠です。

夕見子は長い髪の毛を持ち、女性らしさそのものは否定していません。

酪農をするなつ。

 薪割りをして猟銃が花嫁道具の砂良。

 彼女らと比較すれば、むしろ女の子らしい外見と言えます。

れでも中身はバリバリにとんがっている。

そこが彼女らしさなのです。

女らしいとか、男らしいとか、関係ない。

夕見子は夕見子らしさを求めて生きているのでしょうフレーッ!(o゚∀゚o)尸 フレーッ!