【第79話あらすじ】「なつよ、十勝さ戻って来い(79)

短編映画の制作が決まり、なつ(広瀬すず)と麻子(貫地谷しほり)は原画を任されることになった。演出部からは坂場(中川大志)が参加。早速3人は企画を考え始める。勝手になんでも決めていく坂場のやり方に、麻子は早くも不安を口にする。一方北海道・十勝では、富士子(松嶋菜々子)と砂良(北乃きい)が庭で話をしていた。そこにやってきた照男(清原翔)は、ふたりの背後に人の気配を感じ…。

Yahoo!テレビより引用)

昭和34年(1959)年――なつは東洋動画入社三年目を迎えました。二本の長編映画をこなし、腕も上げてきております。

 

そんななつとマコが、下山から呼び出されました。

呼び出された部屋には仲、井戸原、下山がおりました。

長編の合間に20本短編を作るそうです。

その原画に、マコが指名されます。

「おめでとうございます!」

そう浮かれるなつに対し、下山も『白蛇伝説』のあとは短編映画の制作で鍛えられたと振り返っています。

マコなら気づいたかもしれない。それならば、ナゼなつがここにいるのかということに。

なつはマコを手伝うのかと思っていたようです。

と、ここで仲がこう宣言します。

「女性アニメーターは、マコちゃんに任せようと思っていた。けれど、なっちゃんにも任せたい」

「私に、断る理由は一切ありません。一緒にやれと言われたら、やります!」

うーん、マコってばカッコいいなぁ~ヾ(*´∀`*)

嬉しいとも言わない。はしゃがない。自分に務まるかどうかと、謙遜しない。むしろその人選は適切であり、準備万端であると示しています。

それだけではなく、自分より短時間でなつが同じ位置に立つことに、若干の悔しさをにじませつつも、納得しています。もしかしたら面白がっているところすらあるかもしれませんね。

は、どんな短編映画なのか?

というと今回は題材すら未定と伝えられます。

 

一からアイデアを出してきて、選ぶこと。

 演出担当者とも話し合い、チーム三人で決めて欲しいとのことです。

 

そしてここで、奴が入ってきます。

げえっ、坂場😱

何でもできる天才として、坂場を描くことはありなのでしょうが……そうしないのはモデと推測される“高畑勲”さんへのの誠意度と思いました。

それが世界的な流れでもあるんでしょうね。才能と人格がセットになっていない、そういう仕事人をありのままに描く作品も、増えてきているのでは?

その魅力はもちろんわかるのですが、隣で仕事をするとなると、タイプによっては合わない。

クセが強すぎておそろしいことになりかねない……。そういう厄介なところを描くわけです😅

新チームの三人は、噴水で話し合うことになりました。原作付きがよいか、一から作るのか。

そう問われ、坂場は答えをパッと出します。

「原作付きがいいでしょう。今は話を作ることではなく、どう表現するか、ですから」

ここまではよいのですが。

「そうと決まれば、話し合いは無駄です。やりたいことを見つけて、話し合いましょう。明日に」

と言って、さっさと解散宣言してしまいますドッヒャ―――∑(´▽`ノ)ノ―――!!

残されたマコは、当惑を見せています。

「一人で決めて、あの人とうまくやれるかどうか……」

まぁ、そうなります。強気なマコです。そこは私の意見も聞かせろ、納得させろとなりますタラー

 

そのころ柴田牧場に、ワンピースのおさげ姿の女性が来ていました。

泰樹が目を止めます。戸村父子も一瞬気づいています。

砂良が正体を確認すると、相手は思わずこうつぶやくのでした。

「お姉ちゃん!」

「なんて?」

「道に迷っただけ……お邪魔しました、すみません!」

そう帰ろうとする彼女を、今度は富士子が呼び止めます。

「待って! あなたもしかして、千遥ちゃん? やっぱりそなの? 千遥ちゃんなのね」

「それってまさか、なっちゃんの? なっちゃんの妹?」

「奥原なつを探しに来たの?」

砂良は、自分はなつではないと謝ります。

それでもここは、奥原なつの家で間違いないと、柴田家の人々は喜んで迎えるのです。

「ここで探してきたんだよ。ずっとあなたを、待ってたんだわ!」

「本当なの? あなたが千遥ちゃん? 千遥ちゃん?」

彼女はコクリと頷きます。

「よく来たー、よく来てくれたー!」

そう皆が千遥を歓迎しました🤗

柴田家の皆は、なつのことをいきいきと説明します。

なつも牛乳が好きだったこと。

なつが搾乳していたこと。

農業高校を出たこと。

今は、漫画映画を作っていること。

そして、千遥にどこから来たのかと問いかけます。

「東京です……」

では、東京のどこかと富士子は聞きます。

 東京にいるから姉妹が偶然バッタリ再会という――さすがにそういう雑なはことしませんよね苦笑_(´Д`ll)ハハッ

千遥は姉の十勝での生活に触れますが、彼女に知らせようとすると「姉には知らせないでください。姉が無事なら、それでいいんです」と拒絶しました・・・千遥とは二度と会えないのか?

 生きてるかすらわからない。そこから【雪次郎の乱】を経て、彼女が出てきました。

きょうだい再会となるか?

そうでないのか?

なつと咲太郎も、一悶着あったものです。

そう、すんなり行くのかな。作劇上の都合ごではなく、当時の悲しい事情もあります😰

ここで父が、感極まった様子で語ります。

『なつよ、千遥は今あの懐かしき人々に囲まれているよ――』

のナレーションが切ないです。゚('ω'o)゚。うるうる

今千遥ちゃんを登場させて残り、約3か月ぐらいエピソード持つのかもやもや