＊steemitより
昨日、ランチを食べながら、ふと過去に書いていた自分のブログ記事（Yahoo!ブログよりアメブロに移行した記事）を流し読みしていました。
そこそこの量の記事を移行した影響か、けっこう文字化けしたりしていて、「これ何が言いたかったんだろう？」というのもちらほら。
そんな中に、自分が去年の11月に記事にした内容とそっくりなのを見つけました。
2007年の11月（偶然にも同じ11月）に書いた「Soul Mate」という題名のブログ。
うーーん、12年経った今も同じようなこと考えているんだと、自分の内面的な成長ののびしろがあんまりないことを感じたランチタイムでした。
以下、12年前の記事です（多少、加筆・修正しています）。
中学3年の頃だったろうか。
理科の本で「全ての物質が原子や電子でできている」ということを知ってすごい衝撃を感じた。
6.0×10の-23乗というものすごく小さな世界のあつまりですべての物質が構成されている。
自分が見えている全てのものが、原子・分子レベルで考えればみんな似たようなつぶの塊になってしまう。
すごいことだと思いません？
そう、自分たち人間も原子・分子でできているってことになるんです。
真ん中に原子と中性子があって、その周りを電子が飛んでいる。
それが集まって分子となり、またそれがあつまり組織を形成し、髪であったり、皮膚であったり、内臓であったりする。
その事実を知ったとき、１つの疑問が浮かび上がりました。
物質が原子・分子でできているってことは理解できる。
人間の体がそうであることも。
でも、なんで感情が存在するのだろう？
その疑問は医学を勉強してきた今でも解決していない。
たとえば、怒ったときに、緊張したとき、恋をしたとき。
顔があつくなるとか、胸がどきどきするとか、汗をかいてしまう。
そういう反応は医学的に説明がつく。
脳よりホルモンなどが分泌され、毛細血管が拡張したり、血管が収縮して血圧があがったり、脈が速くなったり、汗腺が開き汗がでたり。
でも感情はどうして生まれるのだろう？
自分は霊感などないし、あまり特殊な体験はしたことがない(金縛り程度はあるけど)。
ただ、今ある言葉を使うのであれば魂といったものが存在するのかなと思う。
いつだったか、ある番組で「運命の赤い糸」についてやっていた。
人間の出会いは前世でのつながりがあり、それは運命的であると。
前世で親子だったり、兄弟姉妹だったり、恋人だったり。
そんな強いつながりがあると、来世で再び形を変えて出会うことがある。
それをソウルメイト(魂の友達)と呼ぶらしい。
町で偶然あったり、ブログやSNSで知り合いになったり、職場で出会ったり。
何気ない出会いも実は前世のつながりがあるという。
自分は今まで色んな患者さんに出会ってきた。
その人たちには歩んできた人生があり、家族があり、そしてさまざまな病気を抱えている。
その中で医師として出会ったことは、確かに偶然じゃないのかもしれない。
「運命の赤い糸」
恋愛に限らず、人と人との出会いには、何かしらの意味があるのかもしれない。
私自身は、前世も後世も信じてはいませんが、そんな世界があると想像するとちょっと人生が楽しくなるかもしれません。
ソウル・メイトが本当にあるかどうかは別として、人と人との出会いって不思議なものがあるなと今でもときどき感じています。
みなさんは、そんな運命的な出会いってしたことありますか？