私が好んで見ているアメブロのジャンルが2つあります。

1つがアメリカからお届けジャンルで、

そしてもう1つが入院・闘病生活ジャンルです。

 

 

 

というか、ほとんど入院・闘病生活ジャンルしか見ていません真顔

 

 

 

*趣味がほとんどないせいか、病気に関する記事以外を見てもあまり興味がひかれないのが主な理由です(職業病でしょうか・・・滝汗

 

 

 

そこで、ちょくちょく見かけるのが、注射や点滴を失敗されて大変だったとか、血管が細すぎて毎回採血・点滴に苦労しているという話です。

 

 

 

これって頻繁に採血・点滴をしないといけない患者さんにとっては死活問題ですよね。以前に記事にしましたが、点滴のときなど血管内にスムーズにカテーテルが入らず血管の外側の壁をぐいぐい押されると地獄のようなするどい痛みに襲われます。

 

 

 

そして、これは採血・点滴をされている患者さんだけでなく、それをしている医師や看護師にとってもなかなかプレッシャーなんです(好きで失敗しているわけではないのに、患者さんからの「あんだけ痛い思いを我慢してたのに失敗したの?ポーン的な視線をあびるのは、普通の神経を持っている人間であれば逃げ出したくなると思います)。

 

 

 

私は心臓血管外科医を専門としていたため血管に対する愛情は人一倍で、幸いにも採血・点滴ともに得意なほうだと自負しており、看護師がとれなかった点滴が一発でとれたりすると「どんなもんだい」デレデレ と鼻高々でした(もちろん、がっつり失敗して気まずい雰囲気を作り出すこともありましたがキョロキョロえっ?さっそうと登場したのに失敗した??の的な)。

 

 

 

そんな誰よりも血管を愛している私がお勧めする血管を大きくする(ことができるかもしれない)方法をご紹介します真顔キラキラ

 

 

 

基本的にみなさんが大きくする必要がある血管は静脈です。動脈は大きくしようがありませんし、むしろ大きくなるのは動脈瘤と言って立派な病気です。

 

 

 

静脈という血管は、腎臓の機能が悪くなり、透析が必要となった患者さんにおいては腕の動脈と静脈を手首あたりで吻合して、透析ができるように静脈をモリモリと大きくする必要があります(シャントと呼ばれているものです)し、狭心症や心筋梗塞で冠動脈バイパス術といった手術が必要になった患者さんは、心臓の筋肉に新たに血流を流すために、足の内側にある大伏在静脈という静脈を採取して心臓に縫い付けたりします。

 

 

 

それぞれのシーンですることが、その静脈にカテーテルを差し込んで、生理食塩水を流し込んで圧力をかけ、血管を痛めない程度に大きく膨らませることです。

 

 

 

動脈と違い、静脈は糸のように細くもなりますし、正常な範囲だと(腕の静脈は)1cm近くまで膨らむこともできます(透析患者んでシャントを作った方はもっと巨大化することがあります)。それだけ伸縮性にとむ血管なので、静脈にそれなりの圧をかけると細かった血管をなかば強引に大きくすることができます。

 

 

 

*もりもりと拡張した血管(静脈)を見ることが苦手・不快な方は以下に出てくる写真(2枚目)に注意して下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これが私の通常の血管(静脈)の大きさです。自分で言うのも何ですが、私の血管は何もしていなくてもかなり太い方で、私自身のことは好きにならなくても、多くの看護師さんは私の血管のことは好きになってくれます(初心者向けの採血・点滴の練習台として重宝されていました)ニヤリ

 

 

 

写真では1人で撮影している都合上、肘下の腕の付け根をつかんでいますが、二の腕の真ん中あたりを反対の手で適度な力でぎゅっと握ったのち、手の先をグーパーグーパーと開いたり閉じたりを繰り返していくと、腕の部分で心臓に戻ろうとしている血液がよどみ出すと同時に、肘下の腕(前腕)の筋肉が伸びたり縮んだりするポンプ作用で血流をさらに心臓に戻そうとする作用が相まって静脈がもりもりと大きくなっていきます。

*特に手をグーにしてぎゅっと握っている時間を少し長めにとると血管がふくらんでいくのを感じれると思います。

*手首に近い静脈を太くしたい人は私が写真でしているように肘下をつかむと二の腕をつかんだ時と比べて大きくすることができます。

 

 

 

 

 

 

私の血管がちょっとしたボディービルダーの腕ような様相になっているのが伝わるでしょうか?肘の下の腕を反対の手でぐっとつかんだのち、10〜15回程度手をグーパーしたあとの写真になりますが、もともと見えていた太い血管(さらにもりっと太くなっていると思います)の他に、前の写真ではほとんど見えていなかった細い血管もくっきり浮き出ているのが見えると思います。

 

 

 

個人的にこれをする際に考えられる注意点がいくつかあるので下に箇条書きにしておきます。

 

 

 

*握力が強すぎると動脈の血流も留めてしまい長時間続けていると手がしびれることがあります。静脈がいつもよりふっくら程度するくらいのほどほどの力で長くても1−2分毎に休憩することをお勧めします(もともと腕に痺れがある人は注意が必要かもしれません)。

 

*手は机の上に置いてやるよりは、だらっと下にさげて心臓より低い位置にたもつとより静脈が早く太くなります。

 

*握力がなくてぎゅっと握れない人、力の加減がよく分からない人は、そでが細くきつめの服を腕まくりして肘を曲げるとまくった服の袖が二の腕を圧迫して同じような効果を得ることができます。

 

*血の塊を作りやすい人、すでに静脈血栓症といって静脈内に血栓ができたことがある人は、この行為により血栓を作る危険があります。

 

*抗がん剤治療によって出血しやすい状態になっている人(もしくはすでに皮下出血がある人)は、過度の圧力が静脈にかかることで出血を起こす危険があるので注意が必要です。

 

*乳がんの手術後などで腕にリンパ浮腫がある人は、この行為でリンパ浮腫が悪くなる危険があります。

 

*これによって何か体の不調が起こった際は相談にのることはできますが、責任をとることはできませんので、それを了解した人のみ試してみて下さい。

 

 

 

今回、ご紹介した方法は少し荒技的な方法になりますので、下記に正統な(?)血管を太くする方法を紹介したいと思います。

 

 

 

1.水分を普段からしっかりとっておく。

私の血管は普段はあれだけモリモリとしていますが、お酒を飲みすぎた次の日などは脱水となり、あの血管が全く見えなくなるくらいしぼむことがあります。つまり体の中の水分量に応じて静脈はしぼんだり大きくふくらんだりしています。

心臓の機能が落ちていたり、腎臓の機能がとても落ちている方は注意が必要ですが、普段からこまめに水分補給をしていることが大切です。

*多少腎臓の機能が落ちている人は水分を多く摂取することで機能改善を期待できます。主治医に相談して自分がどちらに入るのか確認して下さい。

 

水分を取ったほうがいいからといって短時間に大量の水分を摂取するとおなかが水でタプタプになるだけでなく水中毒という病気になる危険もあります。また糖分のはいったスポーツドリンクを大量に摂取すると糖尿病を発症する危険もあるので取りすぎには注意が必要です。

*ちなみに食事からも水分は補給できているので、水を飲みすぎてご飯が食べれなくなる状況だけは避けて下さい。

 

 

 

2.体を温める

体温が下がると体から熱が逃げていかないように血管がしぼんでしまいます。ときどき看護師さんが採血・点滴をする部位をホットパックなどを使って温めるのはこのためです。採血や点滴をするときは暖かい格好をして病院に行きましょう。

*低温火傷に注意すれば冬場はホッカイロで肘などの採血予定部位を服の上からでも温めておくのも手かもしれません(うまくいった人がいたらコメント欄で教えて下さい)。

 

 

 

3.腕の筋肉をつける

それができていたら細い血管になっていない!と言われそうですが、筋肉が縮んだり伸びたりするポンプ作用で静脈の血流は心臓に戻ります。腕をぐっと握ったときに静脈もぷっくりと浮き出てくるので、ある程度は血管を太くする作用があるのかなと感じています。簡単な運動方法としては手をグーパーグーパーと繰り返して開いたり閉じたりすると肘からしたの筋肉を多少は太くできるかなと思っています。

私は中高と6年間テニスをしていたので腕の筋肉はそれなりにあるほうですが、利き手でない左手の血管も太く、足の静脈もかなり太いのでテニスが良かったのかどうかは分かりません。というかテニスはまったく関係がないと思っています(生まれつき血管が太いのだと思っていますニヤリ)。

 

 

 

以上、私の考える血管(静脈)を太くする方法をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

これで採血や点滴のときにつらい思いをする人が少なくなればいいのですが、科学的根拠もエビデンスも全くない方法ではあるので、もしこれで血管が太くなったよーという方がいらっしゃいましたらコメント欄に教えていただけると幸いです。

*もしくはこんなトラブルがありましたという話もあればぜひお願いします。

 

 

 

 

 

 

ちなみにこれはさっきとった私の腕ですが、以前の写真で見えていた血管がほとんど見えなくなっているのが分かりますか?静脈のサイズはこれほどダイナミックに変化します。

*手首の親指側に見えているものは指の腱で血管ではありません。手の甲にうっすらと青い静脈の筋が確認できる程度です。