こないだAHAのACLSの講習を受けてきました。
ACLSとは「Advanced Cardiac Life Support」の略で、二次救命措置といって薬剤、電気的除細動、高度な気道確保など、主に医療機関で行う救命措置のことです。
ACLSとは「Advanced Cardiac Life Support」の略で、二次救命措置といって薬剤、電気的除細動、高度な気道確保など、主に医療機関で行う救命措置のことです。
2005年にガイドラインが変わったし、一応、循環器を専門としているし、きちんとした(エビデンスのある)処置方法を知りたかったし、・・・
などの理由で受講しました。
などの理由で受講しました。
まぁ、2日間にわたって朝早くから講習があり、忙しい合間をぬっての受講だったんでそれなりにくたびれました。
DVD講義に実技、そして実技試験に筆記試験。
ときおり襲われる眠気との戦いもありました。
DVD講義に実技、そして実技試験に筆記試験。
ときおり襲われる眠気との戦いもありました。
なにが一番疲れるかというと心マ(心臓マッサージ)の練習ですね。
実技練習の際は心臓マッサージをする係りが必ず必要で。
何回かに1回のペースで心マ当番が回ってきます。
手抜きはできないから1分間に100回のペースで2分間、人形の胸をしっかり押し続けます。
実際の人にするときよりも若干硬いのもあってかなり疲れます。
実技練習の際は心臓マッサージをする係りが必ず必要で。
何回かに1回のペースで心マ当番が回ってきます。
手抜きはできないから1分間に100回のペースで2分間、人形の胸をしっかり押し続けます。
実際の人にするときよりも若干硬いのもあってかなり疲れます。
心臓マッサージの研究なんかもあってて、ちゃんとした心臓マッサージをしていると2分を過ぎたあたりから、疲れが出てきちんとできなくなってくるそうです。
きちっとした心マをするためには2分間隔で交代するのが大事なんですね。
きちっとした心マをするためには2分間隔で交代するのが大事なんですね。
一番の発見はBLSが大事ってこと。
BLSとは「Basic Life Support」
つまり一般の人をはじめ、心肺停止の人に行われる最初の心肺蘇生(一次救命措置)。
これのオッズ比が3~4倍と高い!
簡単にいうと一次救命措置ができれば、できなかったときより3~4倍の割合で助けることができるんです。
BLSとは「Basic Life Support」
つまり一般の人をはじめ、心肺停止の人に行われる最初の心肺蘇生(一次救命措置)。
これのオッズ比が3~4倍と高い!
簡単にいうと一次救命措置ができれば、できなかったときより3~4倍の割合で助けることができるんです。
それに比べるとACLSはオッズ比が1.1。
少し寂しさを感じました。
少し寂しさを感じました。
秋葉原での事件もありましたが、心肺停止の人を救うには質の高い心肺蘇生を行うことが肝心です。
それはなにかというと、発見したらすぐに人を集めること、推奨される方法での心臓マッサージ、人工呼吸、AEDを用いた除細動を行うことです。
それはなにかというと、発見したらすぐに人を集めること、推奨される方法での心臓マッサージ、人工呼吸、AEDを用いた除細動を行うことです。
AHAの講習はややお金が高いのが難ですが、救急救命に興味のある方はぜひBLSだけでも身に着けてください。
助かる命がきっと増えると思います。
助かる命がきっと増えると思います。