人間あせるときちんと判断できなくなるものですね。
いやぁ~、危うく火事になるとこでした。


昨日、夕食を作ろうと鍋で牛脂を温めていました。
食材を切っていると・・・
暖め始めて数分だったと思いますが、急に鍋から火が上がりました。
牛脂から出た油に引火しちゃったんですね。

とりあえず、ガスを切ってしばらく観察。
もちろん消える気配なし。

頭の中は大忙し。

「このままだと警報とかなっちゃうのかなぁ。それはちょっと恥ずかしい!」
「こういうときってどうすれば火を消せたっけ?」
「まだ火の勢い強くないから消火器はおおげさだよなぁ。」
「それにガスコンロの周りが白くなって、台所が大変なことになるし後片付けが大変だなぁ。」
「水いれるとやばいんだっけ?」
「食材いれたら消えるのかなぁ?」
「でも、牛肉はまだ切ってないから、いれるなら食べやすいサイズに切っときたいし。」
「昔、なんかこんなときの消火方法やってた気がするんだけど思いだせないなぁ。」

そうこう考えている間にも、鍋の中はまずまずの雰囲気で火が上がっている。
あんまり悠長に考えている時間はなさそう。



そこで自分がとった行動は!?



「火の勢いあんまし強くないし、油も牛脂から出た少ない量だから水で消えないかなぁ?」
という訳で一番してはいけないことをしちゃいました。

茶碗1杯程度の水を鍋の中に投入。
パチパチパチ・・・ボォッ!!
油のはじける音に続いて火柱がいい勢いで上がる。
でもって沈火。

火は消えたもののガスレンジフードとしてつけていた布が溶け落ちました。


被害はそれだけですんだけど、あ~やばかった。
水いれちゃうと、すぐに気化して水蒸気になっちゃうから火の勢い増しちゃうんですよね。
やっぱ、しちゃまずかったとしみじみ感じました。


HPで天ぷら油火災の記事読んでみました。
水は絶対しちゃいけいないと明記してありました。
正しい方法は、
①消火器で消す(最近は台所用の消火剤が売っているらしい)。
②水でぬらしたタオルでフライパン・鍋を覆う。
みたいです。


油恐るべし!!
みなさんも気をつけてくださいね。