先日、朝起きて病院に行こうと駐車場に向かうと
フロントガラスのワイパーのとこに小さな用紙がはさまっている。

「昨夜遅く車をぶつけてしまいました。」

という内容の置き手紙。

車を見ると運転手席側のドアがへこんでいる。
すでに警察にも届け出がすんているようで本人の連絡先も明記してあった。


人間の心境って面白いもんですね。
なんでかこのときは少しも腹立たしいと思いませんでした。

きちっとした対応を取ろうとしている相手の姿勢に好感が持てたせいか、
以前、自分も車をぶつけて大変な目にあった経験があったからなのか、
最近疲れていて怒る元気がなくなっていたせいなのか。


そして次の日。
病院の仕事を終えて家に帰る途中。

ごつん!

と、大きな音。
脇道から右折してきた車にぶつけられた。
車をとめて被害状況を確認。
音は大きかったけど、あんまり目立った傷はなく、塗料がくっついている感じ。

相手方の車をみると運転していたのは主婦で、助手席におばあちゃん、後部座席に子供が2人。
さすがにテンションは下がったけど、いろいろ処理のことを考えるとめんどくさくなって。
しかも相手は買い物帰り風の家族。

「なしにしましょっか?」

連絡先も聞かずに帰ることにしました。
翌日、明るいとこでよくよくみると、後輪のアルミカバーが随分こすれてました。
やっぱそれなりの音がしただけのことはあったと妙に納得。


さすがに3度目はまだないようです。