医療ミスとは違いますが・・・。
みなさんはどう思いますか?


横浜市内の産婦人科クリニックで、妊娠12週以上の中絶胎児を一般ごみとして捨てていたことがわかった。
法律で火葬・埋葬することになっているが、一般ごみに紛れ込ませるために 細かく切っていた という。
中絶胎児を切断していたのは横浜市中区の産婦人科「伊勢佐木クリニック」。
人工妊娠中絶は、母体保護法に基づく通知で、22週未満であれば罪に問われない。
一方、人の姿をした妊娠12週以上の胎児は、墓地埋葬法で「死体」として扱い、火葬・埋葬することになっている。

同クリニックの元職員や複数の関係者によると、12週以上の胎児の中絶は、月に1、2度程度で、何年も続けられたという。
元職員は「院長に命じられやむを得なかった。一般ごみに入れるために、胎児とわからないようにするのだと思った」と説明した。

この元職員が、切断の時の様子を詳細に証言した。
胎児は金属の盆に載せられて流し台に運ばれる。
そこではさみで体や手足を切った。
ある元職員は、心の中で「ごめんね」と繰り返し、作業を続けたという。
母親に「赤ちゃんを見せて」と頼まれ、「血の塊だから」と言葉を濁す一方、院長が見ていないすきに切らずに捨てた胎児も多かったという。

水子を供養するお守りを白衣に忍ばせていたという別の元職員は「仕事と割り切らざるを得なかった。でも慣れることはなかった」と話した。

15週で中絶され、同院で切断されたという胎児の小さな手足を、元職員が「いずれ世に問うときが来る」とホルマリン容器で保存していた。

同クリニックでは2年前から12週以上の中絶手術を中止したが、未満の中絶は続け、出てくる胎児や胎盤などをポリ袋で包み、一般ごみとして捨てていたという。

日本産婦人科医会は、妊娠12週未満の胎児であっても、「各県の条例の有無にかかわらず専門業者に委嘱して丁重に処理すべきもの」と、会員を指導してきた。
今回の問題を受け、新家薫副会長は「人の姿をした胎児を切り刻み、ごみとして捨てたなら倫理上、非常に問題だ」と話している。



精神的にも肉体的にも傷つく人工妊娠中絶。
その結果の対応がこんな風だったなんて・・・。

生まれたくても生まれることができなかった小さな命。

この医師の人間性を理解することができない・・・。


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世の中に、男女がいるかぎりなくならない問題。
人工妊娠中絶。

人工妊娠中絶って、若い女の子たちの問題だと思っていませんか?
あるHPを見ているとこんな情報がのってました。

厚生省の調査による年代別の中絶件数を見てみると、実は10代よりも30代の女性の方が圧倒的に多いんです。
40歳以上の女性もかなりの数(40~45歳で2万5000件以上)にのぼっています。

全妊娠数に対する中絶件数の割合を見ると20歳未満と40歳以上が高くなっています。
つまり、この年代が最も「思わぬ妊娠」「予想しなかった妊娠」をしてしまう確立が高いのでしょう。
特に40歳以上の方は、経済的・体力的などの理由により3人目・4人目を中絶せざるを得ないケースが多いようです。

人工妊娠中絶は、妊娠する可能性がある体である限り、どの年代の女性にとっても大きな問題なのです。


*法律で認めている中絶理由

・妊娠の継続や分娩が身体的、経済的な理由で母体の健康を損なう恐れがある場合
・暴行や脅迫によって、またはレイプされて妊娠した場合。

の二つです。

希望すれば誰でも自由に中絶できるものと思っている人も多いかもしれません。
しかし法的にはそうではないのです。
妊娠22週以降は「胎児は母体外で生命を保持することができる」とみなされて中絶はできません。