(まずはうめ ぶんじんとゆく しょうせいえん)
冠木門を潜り右手に拝観受付があります。
以前は中に入って駐車場がありましたが、
今は向かえのコインパーキングを利用します。
駐車証明書で、40分無料券が貰えます。
拝観料も700円と値上がりしてました。
カラタチの生垣が棘が多いので、外敵を防ぐ効果があり
渉成園の周りに植えられていました。
カラタチは別名枳穀(きこく)と呼ぶ事から
渉成園は、一般的に枳殻邸と呼ばれています。
古くに中国から渡来したので、カラタチバナそしてカラタチです。
様々な色、形の切石、礎石、石臼、瓦などの石垣です。
真宗の教え、正に「ばらばらで一緒」ですネ!
大玄関は明治天皇が下賜された建物で、大宮御所から移築されてきました。
清水寺の七不思議に、「馬繋ぎの輪っかの向きが違うのがある」
というのがありましたが、ここも上下で違いますね。
考えてみると、単に繋ぎやすくする為に、上下で向きを変えてるようです。
中国の古事で、学問に励むと梅が咲き、
怠ると咲かないから、梅を「好文木」と呼びます。
「漱流枕石」からの名称で、世俗を離れての旅路を表します。
夏目漱石の号の元ですね。
印月池の東に、東山の阿弥陀ヶ峰があり月が昇ります。
そして、月が印月池に写されます。
「閬風亭」(ろうふうてい)には大広間があり、
「嘉楽」と呼ばれる書院では、明治天皇が休息にご使用になりました。
渉成園を訪れた人々には、冷泉為村、近衛内前(うちさき)、
徳川家茂、徳川慶喜、頼山陽、岩倉具視、棟方志功
ニコライ2世、ヘレン・ケラーなどの著名人があり
東本願寺の迎賓館の役割をしていました。
作庭や建物の名称などは、石川丈山が深く関わっています。
蘆菴は二階建ての茶室です。
蘆菴の春日燈篭は、笠に雪が積もっているように彫刻されてます。
持仏堂で阿弥陀如来立像(南北朝時代)が祀られています。
中には棟方志功の襖絵があります。
園林は、大規模な庭園の事ですが、
仏典では浄土を意味します。
桂離宮の持仏堂も園林堂でしたネ。
傍花閣付近の桜は早めに咲くので、よく利用します。
豊富な水は、創建時、高瀬川から取水してましたが、
現在は琵琶湖疏水から引かれた、東本願寺用水を利用しています。
煎茶席で、笠代わりに雨宿りする所の意味で代笠席です。
渉成園の煎茶三席の一つです。
漱枕居 (酒店) 縮遠亭 (飯店) 代笠席 (茶店)
「独り句の 推敲をして 遅き日を」虚子
「勿體なや 祖師ハかみ衣乃 九十年」
「愕然と してひるねさめたる 一人哉」碧
阿弥陀ヶ峰の遠景が縮図のように見えたので、縮遠亭です。
かってあった鐘楼堂が臥龍堂と呼ばれていました。
酒店の漱枕居の客に、飯店の縮遠亭へ向かう
船の刻限を告げる鐘を鳴らしました。
漱枕居から船で月を賞でながら、北大島の縮遠亭へ漕ぎ出す‥‥
風雅の極みですネ!
明治期の再建の諸建築でしたが、見応えがありました。
































































