　　　　　　　　　　　（てがはいり　みせられなんとも　たけのはる）

　　　　　　　　　　　鹿王院　山門　　　

　　　康暦２年（1380年）足利義満が春屋妙葩（普明国師）を開山に迎え

　　　大福田宝幢禅寺を建立し、その境内に開山堂を建て鹿王院と称します。

　　　棟門式の四脚門で、江戸時代以降はこの形式は無くなり、

　　　中世様式の貴重な遺構です。

　　　「覚雄山」は足利義満の揮毫です。

　　　後醍醐天皇の霊を慰める為に建てられた天龍寺に

　　　隣接して宝幢寺が建立されています。

　　　尊氏の孫の義満は、自分にも累が及ぶのを恐れたのでしょうネ！

　　　京都屈指の参道です。　　　（個人的感想？）　　　

　　　　　　　　　石畳もステキです　　　　　　　

　　　参道脇に石が並んでいます。　（作品？）　

　　　　　嵯峨の竹（真竹）の竹林　　　　　

　　　　　　　　　　　　　春香稲荷　　　　

　　　伏見人形の布袋さんが置かれています。

　　　狐さんの位置が左右、逆の気がしますが　‥‥ 。

　　　　　　　　　　　　八幡社　　　　

　　　八幡宮は、源氏である足利氏の氏神ですネ。

　　　以前は無かったのに社の横に壺？　　

　　　刻まれた文字は、「谷」⁇

　　　　　　　竹林に入れます　　　　　

　　　　　　　　　　　中門　　　　

　　　一休さんが少年の頃、ここを通り維摩教の

　　　提唱を聴いています。

　　　　　　　　　不老長寿の木？「天台烏薬」　　　　

　　　　　　　　　　　　庫裡　　　　　

　　　駄都殿（舎利殿）の工事は終わってます。

　　　　客殿玄関　　　　　　

　　　庫裡を入れば、受付が有り韋駄天さんが迎えてくれます。

　　　　　　　　　「三莫」　　　　　　

　　　心の三毒、貪・瞋・痴の事でしょうネ。

　　　①貪欲な物欲、②怒り・妬み・恨む感情、③自分の事ばかりの痴かさです。

　　　　　　　　「雨奇晴好」　　　　　

　　　晴れも良し、雨も又良しですネ。

　　　　駄都殿と嵐山　　　　　

　　　客殿　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　扁額「鹿王院」も足利義満の揮毫です。

　　　　　　　　　　　本庭　　　　　　　

　　　　　大河内傳次郎の寄進の茶室　　　　　　　

　　　　　　　　　昭堂　　　　　

　　　本尊の釈迦如来と十大弟子です。

　　　開山の春屋妙葩の塔所で、普明国師像が安置されています。

　　　そして、像の下がお墓です。

　　　　　　昭堂の西側から、お墓を確認した事があります　　　　

　　　　　　　　　　客殿　　　　　

　　　　　　　　　　　駄都殿　　　　　

　　　舎利殿ですので、金閣と似ていますね。

　　　　　　　　仏牙の安置されている厨子　　　　　

　　　槇　　　　　　　　　　　　　　　　鹿子の木　

　　　　　　樹齢400年の木斛　　　　　　　

　　　　　　　扁額「駄都殿」（だつでん）　　　

　　　駄都は、舎利の事です。　即ち舎利殿。

　　　帰路は参道を戻ります　　　　　　

　　　紅葉が楽しみです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黒揚羽　　　　　

鹿王院 初秋

鹿王院　初秋