　　　　　　　　　　　　　（ちをはいし　ねのみえかくれ　こけあおし）

　　　祇王寺は法然の弟子で、念仏房良鎮が創建した

　　　往生院の旧跡です。

　　　真言宗大覚寺派の寺院で、大覚寺との拝観共通券もあります。　

　　　　お隣は、滝口入道と横笛の悲恋で知られる「滝口寺」　　　　

　　　　　　茅葺きの本堂　　　

　　　右手から回ります　　　

　　京都有数の苔の庭です。

　　　　　　　　　　　　　供養塔　　　　　　

　　　　　祇王桜の切り株　　　　

　　　かっては、祇王桜（山桜）の花びらが、

　　　苔庭をピンクに染めていました。

　　　　　カクレミノ　　　　

　　　この木の名は彦根城で初めて知ったのですが、

　　　葉の形状を見て「なるほど！」と思った事を思い出します。

　　　　茅葺門　　　　

　　　嵯峨は茅葺きの家が意外と残っています。

　　　　境内は楓で覆い尽くされていて涼しいです　　　　　　

　　　双葉葵　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　椿の実　　　

　　　竹林　　　　　

　　平坦でなく、起伏があるので自然感がありますネ　

　　　ホウズキ　　　　　　　

　　新しい植樹？　平家物語と言えば「沙羅双樹」　　　　　

　　　　　本堂の円窓　　　　　

　　　蹲　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　絵馬　

　　　　　　　　　　　　　本堂　　　　　　

　　　本尊は大日如来です。

　　　祇王・祇女・母　刀自・仏御前・平清盛の鎌倉時代の像が安置されています。

　　　像の上に上品蓮台寺で見た、般若菩薩のお種字が描かれています。

　　　真言宗ですので、弘法大師と思うのですが、

　　　三鈷杵と数珠の姿じゃないので、違うのかな？

　　　例年この時期はホオズキが楽しめます　　　　　

　　　　狭い境内ですが、ぐるっと一回りしてきました　　

　　　　明和8年（1771年）の石標　　　　　　　　

　　　　　先代住職の高岡智照尼のお墓です　　　　　　　　

　　　左が、祇王・祇女・刀自のお墓（鎌倉時代？）です。

　　　右は平清盛の供養塔ですが、比較的新しいようですね。

　　　　　祇王寺は三台位、車が置けます　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オニユリ　　　　　　

祇王寺 仲夏