今年もはるばる日本から多くのピアノの先生達が、
バスティンツアーでサンディエゴに来られました。
一年前はこんな感じでした。
http://ameblo.jp/cvmsd/entry-11389642483.html
今回のリサイタルはコンチェルトがほとんどで、
1曲が長いので人数も少なく4人。
プラス一人がバスティン先生の好きな曲を披露。
Reiもこの日のために備え、ラストスパートで練習。
普段のコンクールの時よりも弾きこんでなかったけど、
いい音が出たので、今のベストを出せるかと思いました。
かなり緊張してたみたいだけど、
本番は笑顔での挨拶。
時々テンポがゆっくりになったりしてましたが、
音がとても綺麗に出せてたので気持ちよく聞いていました。
しかし3分の2ぐらいを過ぎた頃に頭が真っ白になったみたい。
数秒、右手がわからなくなっておりました。
でもなんとか左手の伴奏と適当にごまかして、
やっと思い出して最後まで弾くことができた。
間違えても止まらず、戻らずに弾き進むことを
いつも言われていたので、リズムを崩さずに
できたので何とか持ちこたえれました。
演奏後は笑顔でお辞儀をして席に戻ってきたけど、
すっごくショックを受けていたみたいでした。
聞いてみるといつもリサイタルの時は頭が真っ白で、
体と脳のどこかで覚えていて感覚で弾いているような感じ。
でも今回は頭が真っ黒になったと言っていた。
どういう意味かしら。
まっ、何はともあれ最後までよく頑張ったと思います。
音が綺麗に出ていたので母としてはとても満足。
4分ちょっとの長い曲は初めてなのでいい経験になりました。
先生方も温かいコメントをたくさんくださいました。
どうもありがとうございました。
翌日はグループレッスンがあったのですが、
ソナタコンクールで、弾くソナチネの曲を
日本の先生達に披露しました。
意外にもよく弾けてたらしく、先生達が、
とても綺麗に音色だったと言ってくださいました。
Reiの演奏を聴いて涙してくれた先生もいらっしゃったとか。
なんとも有難いことです。
あと数年して体も手も大きくなれば、
もっと迫力のある音も出せるようになるかな。
ピアノ少年は続けることができたらいいわね~。
この3日間はとても貴重で良い経験をさせていただきました。
今回伴奏をしてくれたElanさんは、
サンディエゴのOld Globeの劇場などのミュージカルの
音楽ディレクターを務めていたりします。
大学でも音楽を教えられているそうです。
とっても素晴らしい伴奏でした。
バスティン先生のサンディエゴの初めての
生徒さんらしく、子供3人も皆バスティン先生の下で、
藤原亜津子先生と。
先生いつもReiの成長を楽しみにしてくださっています。
先生、茨城の龍ヶ崎名物のケーキを、
花束代わりにとReiにと持ってきてくれました。
バスティン先生のお手伝いをしているホセフィーナさんが、
作ったお料理。母も少しお手伝いをしました。
いつもそうですが、彼女の料理はレストランで食べるより10倍美味しい。





