Tooth Fairy….歯の妖精
なんて、色々とこじつけて親にとっての出費が多いアメリカ。
先日、Reiの9本目の歯が抜けました。
歯が抜けたのって久々ね。
アメリカでは抜けた歯を枕の下に置いておくと、
夜に歯の妖精が来て、歯と引き換えにお金を置いていくと言われています。
その歯の妖精はもちろん、親でございます。
今まで1ドル札を置いてきて、
今回も妖精にはほど遠い身なりの母、
Reiが寝てからソ~っと枕の下に1ドルを置いて、
歯を取ろうとしたら、今回は手紙つきだった。
“歯の妖精さん、お願いです。
僕の9本目の歯と引き換えに、20ドルをください。
僕は歯の妖精さんに是非会いたいです。
だから朝、僕が起きるまでいてください。
そしてどこから来たのか教えてください。“
と。
げっ、20ドルかよ~。
月のお小遣いが6ドルなので3.5倍も・・・。
この人、自分のお小遣いを貯めて、欲しいミニカーやレゴセットを買ってます。
欲しいセットにお金が満たないので、20ドル要求したみたいだわ。
レゴセットも高いのでね。
鬼母、あまりにもかわいい手紙に負けて20ドル置きましたわ。
そしてその話、当日のトーナメントのラウンド中に、
みんなに話をしてたらしく、スコアキーパーのお父さんが大笑いしてたとか。
そのお父さんに歯が1本抜ける度に20ドルあげるの?と聞かれて、
まさか!これが最後で、今度手紙をもらったら、
欲張りすぎると何も得ることができないと言う手紙をあげるつもりと母。
でも20ドルもらった夜に、不思議がって、
“どうやって歯の妖精は僕の歯が抜けたこと知ったんだろう?
どうやって枕の下にお金を置いたんだろう?
パパとママじゃないよね?“
とRei。
そうや、お金置いたんは私やと言いたいのを堪えて、
知らんわ~と答えておきました。
(子供に嘘は絶対にいけないと言いながら)
もうそろそろ友達から、そんなのはいないって聞くだろうな。
待ち遠しいわ。
来月はセントパトリックデーでレプラコーン
(いたずら好きで物を隠し、金のつぼを持った妖精)が登場で、
その次はイースターバニー。
母なんて、一度もサンタクロースが来てくれなかったので、
ある年のクリスマスイヴの夜に自分でプレゼントを
枕元に置いて翌朝、サンタクロースが来た!ごっこをしてたぐらいで、
こういう母親っぽいことするタイプではないのですが、
子ができると人間って変われるもんですわ。
子供の行事、めんどくさと思いながらも、
あと何年もできないからと自分に言い聞かせるのであります。はい。
