本日はジョン・F・ケネディ国際空港を飛び立つ日。

あっという間の5日間でした。

昨日25日（火）も天気がよくて、

結果、今回の旅では一度も雨にあたることはなくお日様に感謝です。

今のこちらの日時は2月26日（水）午前8時。

パソコンや資料等、重い荷物が多いので車で移動するため、

あと1時間後の9時には宿泊先を出発、

道路の渋滞を加味して空港まで60分間ほどかかるかと思っています。

13時前に出発予定の飛行機なのですが、

諸々慣れていないので早めに移動しておきたいところ。

昨日は５番街に位置するトランプタワーに立ち寄りました。

ビル１階の正面玄関から少し入り込んだところに

第45代目大統領としての証が残されています。

※現在は第47代目ですが…

そしてトランプさんのグッズも色々ありました^ ^

購入はしませんでしたが…苦笑

ニューヨークは特に多国籍な人々が活躍している街でもあり、

アメリカの中でも特に異色な側面があるそうです。

それにしても、アメリカ全体がトランプさんを選ぶという理由は、

アメリカに来ると、ほんの少しだけですが、なんとなくわかるような感じがあります。

それほど色々とわかりやすい？…ということなのでしょうか。

さて、今回の記事では「事例指導」について、

改めて実践的な側面等から文字にしてみます。

少し考えるネタになればと思っています。

記事タイトルの「基礎的な理解」という面で、

スーパービジョンも事例指導も共通して理解しておくことはあると思っています。

また、これが個人のスーパービジョンや事例指導であろうと、

グループスーパービジョンやグループでの事例指導の場面だろうと、

これらも共通すべく留意点がいくつかあるものです。

ここでは「事例指導」にフォーカスして記事を書きます。

事例指導では、事例相談者との関係を確認し、

この面接の契約内容（口頭だけでも契約である）や目的を明確にし、

事例相談者がもつその目的意欲や課題に合わせ、

お互いに目標等を共有しながら面接を進めることが大切になります。

特に、事例相談者に対しては事例検討だけでなく、

事例を検討していくその過程において、

キャリア形成支援の質的な向上の意義をお互いの関係性を大事にしながら深く理解していく必要があります。

当然に、事例指導者は事例相談者に対して共感的な姿勢を保ちつつ、

積極的に傾聴していく態度が求められます。

このとき、事例相談者へプレッシャー等を与えず、

適切に質問（言葉を選択しながら）し、批判的な態度を避けることが重要だと思うのです。

事例指導のあり方として、

この点で事例指導者それぞれでの認識の異なりを感じることがあります。

本来であれば、事例指導の基盤にもなるわけですが、

実際、業界内全体において、こうした点で真のすり合わせがなされていないと思います。

また、事例相談者の「気づき」というものは、その人が持つ自己決定に基づくものであり、

アドバイスや指示（指摘）によるものではないことを理解することも大切です。

「気づきの促し」といった表現を、

事例指導者側からの視点によるものだと認識しているのは、

その人自身のこれまでの学習経験などによって影響されているのかもしれません。

事例相談者の考えや経験等を振り返り、

それを支える姿勢が事例指導には求められるのです。

事例相談者が成長するためには、肯定的・建設的なフィードバックを的確に示し、

事例相談者自身が前進する力を与えることが必要です。

事例相談者が立ち止まったり、語ることをためらったりする瞬間は、

ある転換の機会であると捉えられます。

事例指導者は、自分勝手に焦らず、実は静かに待つ姿勢も求められるはず。

※これは沈黙のことだけではなく、理解に努めるためのペースなども含まれます。

事例指導は、

事例相談者と事例指導者の双方にとっての貴重な学びの時間です。

お互いが共に学び合う過程を大事にすることを忘れてはならないと考えます。

とかく事例検討と事例指導、スーパービジョンを混同しがちですが、

指導者も学習する側も、そのそれぞれの目的を認識し合い、

実践力を高めることが求められるのだと思っております。

１級 事例指導の基礎的な理解

１級事例指導の基礎的な理解