以前から話はあったが、LCHが年金ファンドにレポを提供するというニュースが出ている。CCPに参加すると変動証拠金部分は現金のみが適格担保となるため、潤沢なキャッシュを持たないファンドの負担になっていた。本来金融機関が国債や社債等を現金に変換するCollateral Transformation(Upgrade)サービスを提供するというのが当初の予定だったが、レバレッジ比率や各種バランスシート規制によってレポのラインを出すことが困難になり、担保変換サービスは絵に描いた餅になってしまっている。

LCHのようなCCPがダイレクトにレポのラインを供給し、担保のUpgradeが容易になれば、バイサイドユーザーには朗報であり、レポマーケットにとっても望ましいことである。

日本ではレバレッジ比率がそれほど注目されていないため、こうしたニーズは少ないのかもしれないが、今後はLCH等との競争上JSCCも同じサービスを提供する日が来るのかもしれない。