韓国の清算集中義務付けを控えてCCPの制度設計の議論が続いている。ここでは、CCPとの取引だというのに、当初取引の取引先である銀行の与信を管理しなければならないという本末転倒な仕組が提案されている。
そもそもリーマンのようなディーラーリスクを排除し、CCPが全ての取引の間に入ることにより、もともとの取引先との与信リンクを完全に外すのがCCPの目的であるはずなのだが、韓国の法律で、当初取引先のリスクも引き続き管理しなければならないと定められている(?!)とのことである。したがって、ある銀行との枠が一杯であれば、CCP経由の取引もできないということになってしまう。また、元々の銀行リスクも残るため、キャピタルについてもCCP向けと当初銀行向けのダブルでかかってくる。
海外ではNovationという形で原取引はCCP取引に移る形が一般的で、日本では債務負担(旧取引が消滅するとともにCCP向けの新取引が発生する)形式を取っている。韓国は日本の債務負担形式に近いが、デフォルトが発生するまではCCPは参加者とは法的に取引を持たないことになってしまう。
当然グローバルバンクからは反対の声が上がっており、KRXとの交渉が続けられている。ただ韓国の場合は、当局主導であまりにもデリバティブ市場の現実を無視した対応が多いため、日本のように健全な議論ができるとは限らない。ただ、ここ半年の間でようやく議論がまともな方向に軌道修正されてきたものの、日本のJGBCCも当初銀行のリスクが残る形になっている。やはりCCPというのは新しい枠組みであるため、うまく広報していかないと理解されないのかもしれない。
そもそもリーマンのようなディーラーリスクを排除し、CCPが全ての取引の間に入ることにより、もともとの取引先との与信リンクを完全に外すのがCCPの目的であるはずなのだが、韓国の法律で、当初取引先のリスクも引き続き管理しなければならないと定められている(?!)とのことである。したがって、ある銀行との枠が一杯であれば、CCP経由の取引もできないということになってしまう。また、元々の銀行リスクも残るため、キャピタルについてもCCP向けと当初銀行向けのダブルでかかってくる。
海外ではNovationという形で原取引はCCP取引に移る形が一般的で、日本では債務負担(旧取引が消滅するとともにCCP向けの新取引が発生する)形式を取っている。韓国は日本の債務負担形式に近いが、デフォルトが発生するまではCCPは参加者とは法的に取引を持たないことになってしまう。
当然グローバルバンクからは反対の声が上がっており、KRXとの交渉が続けられている。ただ韓国の場合は、当局主導であまりにもデリバティブ市場の現実を無視した対応が多いため、日本のように健全な議論ができるとは限らない。ただ、ここ半年の間でようやく議論がまともな方向に軌道修正されてきたものの、日本のJGBCCも当初銀行のリスクが残る形になっている。やはりCCPというのは新しい枠組みであるため、うまく広報していかないと理解されないのかもしれない。