子育てと教育・・・ | 愛妻日記 =熟年夫婦の仲良し生活=

子育てと教育・・・

私が子供の頃、育児や子育てと言うことが現代ほど社会問題


に成ってはいなかった。 昭和30年代生まれの人達は団塊の


世代の弟妹世代に生まれた子供です。


戦後の高度成長期に生まれた、ある意味呑気な世代なのかも


知れません。 団塊の世代の人達は、戦後の混乱期に生まれ


ひもじい生活を経験している世代です。


この人たちが現在の日本を支えた功労者であることは間違い


ありません。 敬意を表したいものですが反面、育児や子育て


を疎かにしてきたのも事実だと私は考えています。


少しでも豊かな生活を実現するために、多くの外国諸国から


「エコノミックアニマル」と呼ばれるほど働いたのですから。


この世代の男性の多くは、がむしゃらに働いて稼いでくる


のが役割で、育児や子育ては妻がするもの、と言う役割を


意図せず創り上げてしまったのです。


この年代の方の夫婦喧嘩の決まり文句は「俺は家族の為に


仕事を精一杯やってるんだ、誰のお陰でお前達は飯が喰える


のか!」です。 確かに専業主婦の奥様にとってこの言葉は


なかなか反抗しがたい文句だったと思います。


このように自然に「育児や子育ては女の役割」と言う社会通念


が出来上がってしまったように思います。


私の兄なども、結婚に際して妻に「仕事はやめて家庭に入れ、


もし君が働いてもその分俺が飲みつぶす!」と言ったそうです。


しかし本来、育児や子育ては夫婦で行うものでありました。


それは、戦前に於いてもちゃんと行われていたと思います。


確かに育児の次期は母親の役割は大きく、男性はだっこや


添い寝ぐらいしかしなかったでしょうが、事子育ては夫婦で


していました。 私の父は明治生まれの人間で母は大正生まれ


でした。 私の父は帝国海軍兵学校の卒業生で、戦後戦犯として


故郷を追放され、親戚を頼ってこの地に引っ越してきたそうです。


無一文からの生活は相当な苦労を夫婦でしたと思います。


そんな中でも私達子供の子育てには父が主導的な立場でした。


私は思うのです。子育ては教育なのだと・・・・。


日常生活の全てが教育であり子育てなのです。


今社会問題となっている幼児虐待・家庭内暴力・親殺し・子殺し・


いじめ・校内暴力・学級崩壊・教師の質の低下・官製談合や汚職


等々・・・多くのモラルハザードの原因は制度的問題にも原因は


あるでしょうが、やはり基本は家庭なのです。


団塊の世代や私達が創り出した豊かさは、前記の様な社会問題


を負の産物として生み出してしまったのです。


この世代に育てられた子供達が多くの問題を起こすのは、私には


当たり前だと思うのです。


極端な表現かもしれませんが、「餌を与えて大きく太らせる事」


「成績を上げる事が教育」だと思い込んでいる親が多い!!


子供に親として伝えるべきことを忘れている!いや考えていないのでは?


親の人間としての無知が現在の子供達の全ての問題の根源になって


いるのではないだろうか?   


次項からは、子育てについての私の考え方や経験を記して行きます。


(誤字、脱字があればご指摘頂ければ幸いです)