こんにちは
駐在妻の、海外からの保活についての記事。
本日はコチラの記事の続き、
認可保育園の申し込みにかかる
ポイント(指数)のことを
書きたいと思います。
注:あくまで私の知識・経験に基づく記事です
申し込み前に確認しておくこと
認可保育園の入園選考で
定員を超える応募があった場合、
多くの自治体ではポイントによって
入園可否が決められます。
ポイントの決められ方は
記事の後ろの方で書きますが
確認しておいた方が良いのが
①入園希望の保育園には何点あれば入れるのか
②自分が申し込む場合、だいたいどのくらいのポイント(指数)が得られるのか
の2点です。
つまり自分の立ち位置を知る、ということ。
①については前年度の実績を
HPで公開している自治体もありますし
少なくとも自治体の保育課窓口に行けば
開示してもらえることが多いです。
②は、自治体の出している冊子を見て
自分で計算すればだいたい分かりますが
この加点、私は対象かな?など不明点があれば
こちらも窓口で確認できます。
もちろん前年の状況なので
参考にしかなりませんが
住む場所が決まっていない場合、
これらの状況を勘案して
その地域での保育園の入りやすさを知る
というのは大切な気がします。
ポイント(指数)はどうやって決まる?
細かいところは自治体ごとに違いますが
大きく分けて以下の2つの指数で決まります。
①基本指数(保育指数)
両親の状況、つまり就労、疾病、出産など
保育が必要な理由によって決まる指数です。
就業の場合、勤務時間により指数は異なり
フルタイム勤務であれば満点となることが
多いです。
②調整指数
家庭の状況(兄弟の有無など)や
保育状況(他の認可外園に通っている)
によって加点や減点がつく指数です。
注目したい調整指数
では、駐在妻が保活するにあたって
注目した方がよいと思う指数について
書いていきたいと思います。
正直なところ
都内の0〜2歳児で入園できるケースは
基本指数は満点である場合がほとんどなので
調整指数での勝負、ということになります。
また駐在から帰国して保活をする場合、
最も定員の多い0歳児クラスではなく
1,2歳児での入園を目指すケースも多く、
なるべくポイントは高くしておきたいところです。
○駐在妻にとって不利な調整指数
まず紹介するのは、
駐在妻の立場では得ることが難しい加点や、
対象となってしまう可能性のある減点から。
・認可外施設に預けている場合の加点
→認可外施設だけでなく、認可の小規模園や1歳児のみの預かり施設に預けて既に復職している場合に加算されます。
・兄弟児が在園している場合の加点
→兄弟姉妹が対象の園に在籍している場合に加算されるポイントです。駐在妻で当てはまる方はほぼいないかと思います。
・区外(市外)在住での申し込みによる減点
では、
駐在妻でも、あるいは駐在妻だからこそ
得られる加点はあるのでしょうか。
○駐在妻が得られる可能性のある加点
・単身赴任の場合の加点
→こちらは母子帰国等をされて
復職されるケースが対象となるかと思います。
自治体により加点あり、考慮なし、
加点はないが同点の場合優先される、
など様々です。
私がこれまでに話を聞いた自治体のうち2つでは
ここ数年で本加点が新たに新設されていました。
現時点でなくても翌年には増えているケースも
あるかもしれません。
・兄弟同時申し込みによる加点
→駐在帰国の場合、
兄弟で同時に申し込む場合も多いかと思います。
兄弟在園の場合ほどでなくても、加点が得られたり優先順位が高くなるケースも多いです。
・育休からの復職による加点
→まだ多くはありませんが
育休から復職するために申し込んだ場合
加点がもらえる自治体もあります。
※逆に先ほど書いた
認可外施設に預けた場合の加点は減っている傾向にあり
認可外施設に預けている場合と育休を延長している場合の
ポイントの差は小さくなってきている自治体が多いです。
これらのポイント事情を踏まえたうえで
自分に不利な調整指数が少なく
逆に有利な指数が多い自治体を探して
保育園への入りやすさを考えるのも
ひとつの手かもしれません
次回の記事では
保育園見学のこと、
そして私が直接区役所の方のお話を聞いて
感じたことなどを書きたいと思います。
お読みいただきありがとうございました