こんにちは
先日のNewYorkTimesでこんな記事が。
そして、今朝の情報番組「スッキリ」では
この記事について取り上げられていました。
今日はこれについて私が思うこと書きます
日本のワーキングマザーの負担が多い
理由として番組で挙げられていたのが。
①周囲の目を気にして完璧を求めること
→例としてはキャラ弁や栄養満点の食事など
②父親の家事育児への意識が低いこと
③育児における事務作業が多いこと
③は保育園に提出する日誌に
子どもの食事、睡眠時間まで
細かく書かなくてはいけないという
ことが語られていたけれど
個人的にはこれは仕方ないかなと。
私の息子の保育園でも
子どもが2歳児クラスまではありました。
バンコクに来て、こちらで様々な
ナーサリーや幼稚園を見て思うのが
日本の保育園は保育料の値段からすると
本当に手厚いケアをしているなということ。
子ども、特に0歳児や1歳児を
安心安全に預かってもらうためには
必要な手間かなと思うのです。
もしもっと手間を省きたいなら至れり尽くせりで高額な園を選ぶしかないと思う。
ために必要なのは何なのか
番組ではアメリカではベビーシッターが
一般的であることが紹介されていて
日本ではまだまだ馴染みがなく
罪悪感も感じがちではあるが
ベビーシッターの利用も検討しては?
というような形で締めくくられていました。
もちろんベビーシッターなど
外部のサービスに頼る選択肢も
必要だと思うけれど
私個人の意見としては
一番の問題はやっぱり②、というか
父親の家事育児への参加率の低さ
かなと思います。
番組では②は一番サラッと流されようと
していて正直モヤモヤしました。
それでもコメンテーターでご自身もワーママの犬山紙子さんは男性の育児参加について訴えてくれてましたが
犬山さんもっおっしゃってましたが
男性が家事育児への参加率が低いのは
男性個人や各家庭の問題だけじゃなく
家事育児に参加したくてもできない
日本人男性を取り巻く労働環境が問題
だと私は思うのです。
やっぱりまだ日本の企業では
長時間働いた人が評価されがち
この状態で、家庭内の
家事育児分担を見直したとしても
今ワーキングマザーが抱えている問題を
今度は父親側が抱えるようになるだけ
まずはこの労働環境が変わらないと
苦しいと思うんですよね。
番組でも働くことに対する考え違いとして
日本
労働時間を会社が管理していて残業も多い
アメリカ
労働時間や仕事配分を自分で管理していて
早く帰りやすい
と紹介されていましたが、
単に働き方の違いというだけでなく
その背景には元々の文化の違いや
雇用に対する考え方の違いもあるので
アメリカのような働き方がすぐに
日本に根付くのは難しいと思います
でも少しずつであっても
男性が育児や家事に参加しやすい職場環境が
作られていって欲しいと願います。
時短勤務やフレックス勤務、子どもが
病気をしたときの休暇を父親も当たり前に
利用できるようになるとかね。
ちなみに番組では某男性コメンテーターが
「妻が褒めてあげれば
夫も家事をするようになる」
なんて言っていました
こんな意見が堂々とTVで言えるなんて
日本の働く女性を取り巻く環境が変わるには
まだまだ時間がかかりそうですね
お読みいただきありがとうございました