2005年2月に開業した当クリニックは今年で19回目の春を迎え、知らぬ間に長い時間が経過したのを知り我ながら驚かされますが、これを例えるなら日本昔話の”浦島太郎”が竜宮城の宴会に昂じた後、戻った浜辺で玉手箱を開いた途端、”あっ”という間に髪の真っ白のおじいさんとなり、長い年月が経過していたおとぎ話に近い感じと思います(^0^;)
と言うのも僕の仕事は毎日真剣勝負なのと、診療終了後ジムで気分転換し自宅に戻って食事・睡眠を繰り返すうちに桜の春を迎えてからすぐに暑い夏がやって来て、その後夏休みでしばし解放されたと思いきや涼しい秋がやってくると、この辺から仕事が多忙となり気づけば師走になっているのです(゚◇゚)ガーン
今から20年近く前の開業ホヤホヤの頃、毎年”新春の抱負”を語るのが恒例でしたが、その頃を振り返ると、いかにクリニックを安定軌道に乗せるかに終始しましたが、さすがに現在その心配は払拭され、新たな抱負(具体的・課題)は殆ど思い当たらなくなりました。。
そして新春の抱負よりも、日々診療で常に心に誓うのが、”1に安全2に安全、3,4がなくとも5に安全”との語呂にあるように、100%安全保証しながら全治療を行うことで、これは大変重要なのでもう少し具体的な説明をすると、外科医療には痛み・不安を伴うためそのコントロールに必ず麻酔薬・鎮静剤を使用します。
これらの薬剤は大変強力で、間違った使い方をすれば当然命に影響を及ぼす恐れがあるので、麻酔・鎮静剤使用の際は体重・年齢から算出した最大量を厳守しつつ、常にバイタルサイン(脈拍、血圧、呼吸数、血中酸素飽和度)モニタリングを監視して安全確保すべきです。
このような慎重体制で診療を行う限り、命に関わるリスクはほぼ100%回避されるものの、所謂”後遺症”と呼ばれる治療後起こり得る何らかの機能障害も確実に避けねばならず、それには揺るぎない治療技術・集中力を維持せねばなりません。
年明け早々かなり真面目で堅い話になりましたが、人体・命はかけがえがなく何度繰り返し述べても足りないくらいで、逆に安全性が確保されると外科医療はまるで魔法のような”プライスレス”(計り知れない)価値となり得えます(^_^)
幸運なことに当クリニックではそういったトラブルに見舞われたことはなく、今後も診療を継続する限り安全性だけは死守するつもりですが、それさえ成し遂げれば未来永劫この医療のニーズが絶えることはないと僕は確信しています。
そのためには僕自身の体力・メンタルを良好に維持せねばならず、一応最後に今年の抱負(夢)を述べるとすれば、3月中旬のマラソン大会にて目標タイムをクリアすべく、マラソンコーチの指導に従いながら精進を続けようと思います(^0^;)