(エッセイ) 3長い追伸の浮浪者さん | 詩よしえ
堺筋本町の治療院へ
向かう途中に出会う
薄い毛布を被った
浮浪者さん

私の
お地蔵様と化している

今日
私のお地蔵様に
お供えする用に
バナナを用意
袋に入れ鞄につめる

今日は
いらっしゃるだろうか?
と、いつもねっころがっている所定場所へ向かう階段を上がる

おっとぉ~
今日も
いつもの薄い毛布を
被って横になって
おられる

相変わらず
台車がない状態だが
今日はビニール袋が
置いてあった

そこに
お供えものの
バナナを置いてきた

そうして
治療院へ向かった
用事を済ませ
治療院からの帰り道

私のお地蔵様のところへ向かう

すると今日はまだ
そこに横になっておられた

お地蔵様のビニール袋の上に目をやると、私が置いたバナナの袋と共に、

500mlのペットボトル3本がスーパー袋に入って置いてある

なるほど
考えることは
皆一緒(?)だね
「詩」「エッセイ」「ホ・オポノポノ実践記」-DVC00055_ed.jpg