誤解。 | オレのからだには青赤の血が流れてんだぜっ。

誤解。

いよいよ今年最初の公式戦が迫ってきました。
Jの新シーズンを告げるゼロックス・スーパーカップ。

あー、なんか東京の選手の皆さんは大変ですね。
今年は他のチームに比べて
ちょっとばっかしオフシーズン
短かったですけど。
(自慢気に)

まぁ、仕方ないですね。
これも
チャンピオンが背負わなければいけない責任
ってヤツですよね。
ええ、わかります。わかっとります。


さて、オフシーズンと言えば。
現在地上波で貴重なサッカー情報を提供し続ける、テレビ朝日系『やべっちFC』。
その恒例企画であるのが、各J1チームのキャンプの様子と選手のオフショット満載の“デジっちが行く”です。
昨年は我らがFC東京、J2におっこっちゃったんで全国ツアーの準備の為にお休みいただきましたが、
今年は多くのお笑い面での補強を終え、満を持して全国放送でのお披露目となりました。


しかし。
しかし、です。


やはり一度『メディア』というフィルターにかかってしまうと、
本当に視聴者の皆様に伝えたい事というのは、多かれ少なかれ意図しない形で伝わる物です。
過去の事例を取り上げるまでもなく…。残念ながら今回も同様の事が起こってしまいました。
放送をご覧になっていない方の為に、その状況をご説明いたしましょう。


選手にカメラを渡し、その所属チームのキャンプの様子を写してもらうというこの企画。
FC東京は『おもしろファンタジスタ』谷澤選手にカメラが渡されました。
次々と映し出される、貴重な青赤選手のプライベート映像。

そしてカメラは、ある選手のところへ…。

今シーズンから横浜F・マリノスより移籍してきた、2009年のJリーグ新人王。
背番号11。渡邉千真選手。

J1屈指のアタッカーとして知られた彼ですが、やはり新加入選手。
ヤザーさんの「自己紹介を」というお願いは、至極当然といえる流れです。

しかしそんじゃそこらの選手では、急なフリにオタオタしてシドロモドロになってしまうモノ。
そこはやはり、というか。さすが、というか。千真選手、動じません。
『トーキョーのワタナベカズマ』を全国放送に、迷うことなくしっかりとアピールしたのです。


それがコチラ。
















…。

……。

………。

んということでしょう!(ビフォーアフター風に)

放送では、あたかも千真選手が『びっくりするくらいスベった』かの様に映しだされたのです!
あげくは放送事故がごとく、何もなかったと言わんばかりの華麗にスルー。
太田選手のオモシロダンスへ強制的に画面が切り替わったのです!


ああ!なんと、なんという仕打ち!

これがJ1に上がってきた僕らへ最初の壁なのか!(←違います)



しかし、そこは国見高の厳しい練習で身も心も鍛え磨かれてきた千真選手。
失敗を恐れず果敢に攻め続ける、そんな生粋のFWの血がそうさせるのか。
常にインパクトを残す働きを求められている男は、最初の攻撃が弱いと察したのか、
獲物を確実に仕留めるべく、狩人がVTRの最後にもう一撃加えるのです。


それがコチラ。














からの、




…。

……。

………。

…………。




なんということでしょう!(今季通算2回目) 

まさかのかぶせでスベ…じゃない、文字通り『一肌脱いだ』今季のトーキョーの主役候補は、
深夜枠と言えど全国放送で同じスベったネタをする強心臓っぷりを魅せつけたのに!
しかも別段に今が旬なギャグをせず、“決してぶれない信念”という物を証明したのに!
お茶の間に変な空気を作っちゃった!早く!早く次のセレッソに行って!みたいな放送になってしまいました。
自分がスベッた訳じゃないのに、思わず口から「助けてください」という言葉を発しそうになりました。


ああ、出る杭は打たれるって、こういうことなんだ!!(←まったく違います)


思わずテレビ局にこんな材料でおいしく料理してくれてありがとうと感謝抗議しようと思いましたが、
きっとあらゆるプレッシャーにも耐え慣れている千真選手は、そんな事を望まないでしょう。
それにあのVTRを観た、他のJチームのDF達は充分わかったはずです。

渡邉千真、(いろんな意味で恐るべし …と。


健全な青赤サポーターの皆様におきましては、
偽りに彩られた誤った情報に決して惑わされません様に。
当ブログでは千真選手を(かなり一方的に)応援していく所存です。

では皆様。良い週末を。

※当ブログはかなり偏った目線で情報をお伝えしております。ご了承ください。
やべっちFC様、もっとトーキョーの選手をいじっていただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。(映像:やべっちFC)


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