まさかこんな日がやって来るとは。そして羽生選手が獲ったなんて。
初めて羽生選手を見たのは2007年大阪で行われたメダリスオンアイスです。
まだ小さい男の子で、ピンクのシャツを着てくるくるとリンクを舞っていて可愛らしく女の子のようでした。私を含め、あの場にいた大阪の観客はおそらく誰もこの子の事は知らなかったでしょう。
その6年と約2カ月後に日本フィギュア界の歴史的快挙となる偉業を成し遂げる選手となるとは一体誰が想像したでしょう。
本当におめでとうございます。そして悲願達成!これからの日本フィギュア界の未来が更に明るくなることでしょう。
それは記者の「優勝したのに笑顔がないのはなぜ?」という問いかけに対し
「震災のことがいちばん大きいですね。僕は結局何ができたのかと思ってしまいます。」
「震災が起きた所から離れて、こんなんで良かったのかと思ってしまいました。」
この2つです。
私が以前「スケートするジッペイと東北愛」っていう記事にも書いてたんですけど2011年ゴールデンウィークに宮城と岩手へ行ったのですがそこで出会った方の縁といいますか、なんというか、被災地をこの目で見てきました。
あまりにも凄惨で。そして帰ってから私は家が関西にあって普通に生活をしている。でも被災地のあの厳しい環境の中、生活をせざるを得ない大勢の方がいるのに自分は何もできない。。私は被災もしていないのに震災ストレスになって帰ってきてしまった。。。なんと情けないのだろう。
すみません、自分の心境になってしまったのですが、いまだに2011年ゴールデンウィークのことは忘れられません。
羽生選手は自ら被災をして、まだ復興がほど遠いというのに家族、親戚、仲間など大勢の方を残して傷ついた故郷を離れなければならなかった。。その気持ちを思うと本当に重くのしかかり、獲得した金メダルは彼の苦悩、努力、涙、全ての結晶だと思っています。
余談ですが、某テレビ局の女子アナが羽生選手のメダルを触ったとのことで物議をかましているようです。もしかするとアドリブではなく台本にあったのかもしれません。
NHKの特番でお正月に放送されていたものですが、伊藤みどりさんがデラックスマツコさんにアルベールビル五輪で獲得したメダルを見せて、触ってもいいですよと言ったところ、マツコさんは「みどりちゃんがどんな思いで獲ったのかと思うととても触れない」みたいなことを言ってました。それが全てでしょう。
アスリートはどんな思いで苦難を乗り越え、輝くメダルを獲得したのか、それを尊重しているのであればそういう行動を取るようなアドリブも台本ないと思います。そしてアスリートはアイドルではないのですから。
本当に大切な方々だけに触らせてあげてほしい。
これからはオリンピックチャンピオンという大きなものを背負って次の五輪までの4年間戦っていかなければいけません。今までとは違い重圧、メディア攻勢、注目されるがゆえにあらぬ噂、にわかファンへの対応、とても大変な立場におかれると思います。
しかし、あなたを支え、応援している多くの人がいます。これからも更に飛躍をされていかれることをお祈りしています。
感動と勇気をありがとう。。




