富士写真フィルム株式会社
【カメラ】
DS-200F DIJE
22万円
レンズ交換不可(2倍切換え方式7mm/14mm)f3.4
1/2インチCCD/画素数39万画素
使用メディア イメージメモリーカード(別売/IM-16F)
※記録再生一体型カメラ
※フラッシュメモリー採用によりバックアップ電池が不要
【画像処理】
メモリーカードプロセッサー(DP-100F)
19万円
PC接続/SCSI規格
※PCへ取り込む際に使用したり画像の自動再生をする機能を持っています。
【画像転送】
80万円
デジタルイメージトランスミッター(DT-100F)
※ISDN回線で画像を劣化なく高速転送
【記録メディア】
イメージメディアカード(IM-16F)
6万5千円
容量/1MB(最大40枚撮影可能)
【プリンター】
ビデオグラフィックプリンター(VP-9000)
23万円
※昇華性染料熱転写ラインプリント方式(CYM専用カートリッジ使用)
これ、1993年のデジタルカメラです。(ニコンでは1988年にはデジタルカメラを出しています)
実はAPSってまだ出てなくてデジタルの方が先に出ています。
富士以外にも各社から出ていますが、フラッシュメモリーを使ったのはこの機種だけみたいで
これ以外は、フロッピーディスクが記録媒体でした。
フロッピーディスクを使ったデジタルカメラは、
ソニーが2000年代に入っても作っていたと思います。
22万で40万画素っていうのも高いけど、
メディアカードのリーダーライターが、19万っていうのも凄い。
もっと驚くのが、電話回線での転送装置、これが80万円!!
今だとインターネットで・・・いや持って歩ける電話機でも画像を送りつけることが出来る。
これ転送装置で80万円って、
受信するのには何か特殊な機器が必要だったのだろうか?
同じ機器で受信も出来たのだろうか?
この転送装置の、外観は普通の電話機にメディアスロットが付いているんですよ。
ちなみにメディカードは、1MBですよ。
1MBで6万円です!!ギガでは無いですよ!
※この当時ハードディスクもギガは無かったと思います。
フロッピーを使ったカメラだと、もう少し本体は安く、10万円前後と割安です。
って本当に安いのか?!だって他に100万円はかかるんですよ。
そう言えば、この頃の一眼レフってようやくAFが普通に搭載されて来た頃で、
実は簡単モードというのが搭載されていなくて、
プログラムオート、絞り優先AE、シャッタースピード優先AE、マニュアルと、
この4つがあれば良い方でした。
まだまだ1眼レフの敷居が高かった頃ですね。
簡単モードで構成された、CanonのKissやNikonのUが出て来るのは2000年以降です。
ただ当時、最先端をいっていたのがミノルタで、
インテリジェントカードシステムというやり方で、カードを本体に差し込むと
今でいう簡単モードなど、目的に応じた撮影が出来るというやり方でした。
このカードは1枚3000円で別売で、18種類ほど出ていました。
デジタルになってから似た方式で、カシオだったかリコーだったかが、
カードに簡単なスクリプト(プログラム)を書くと、それに応じて動作するという物が出ていました。
今のカメラで言えば、カスタムファンクションという程度の内容ですけどね。
オリンパスでは、レンズ交換式に見切りをつけてL型を出していた頃ですが、
キヤノンではまだF-1が現役で売られていて、EFとFDの2つのマウントが混在していた頃です。
最上位機種は、既にEOS1ですがまだHSです。
今のEOS1Vではありません。
他に面白いものとしたら、ミノルタのズームマクロあたりでしょうかね。
ベローズあたりでも使えば別ですが、今でもズームのマクロって珍しいですよね。
というかこの当時はまだズームレンズ自体が、少なかったですね。
130万円もした、デジタルカメラのセットですが、
今だと40万画素って携帯電話でも、おもちゃみたいなデジタルカメラでも存在しそうにありませんね。
もしあったとしたら5000円もあれば買えそうですし、PCへ取り込むのにも
誰かに、送るのにもそれ程の費用も必要ないですね。