さて。。。デイサービス初日
内容は聞いていたが、玄関先まで車で
迎えに来てくれるのは嬉しい。
そして運転手さんは、あの見学の時に見た
キラキラ笑顔のレッドコード担当の女性だ。
すごく丁寧なエスコートで、車までの道を
私に付かず離れず一緒に歩いてくれた。
施設に着くと
2階の白いテーブルに案内された。
見学の時も感じたが、利用者はやたらと年齢が高い。
聞くところによると、ここの平均年齢は80歳だそうだ。
ヒエ〜〜!!
私の前には、胡麻塩のヘアをオールバックで潔く
キュッと頭の高い位置でポニーテールで一つに
結んでいるばあちゃんが座っている。
私は、何となく初日という事もあり、緊張していた。。。
その隣にも80代っぽいばあちゃん、そして両隣の席にも。。。
気がつくとそこはもう平均80代のじいちゃんと
ばあちゃんのうずの中だった。。。
「こういうところは初めて?」
正面のポニーテールのばあちゃんが聞いた。
「あ、はい。。。。はじめてです。」
緊張度マックス!
「。。。。。。。」
「。。。。。。。」
「私はね、娘とその旦那と孫と今4人で住んでるの。85歳よ」
「はえ〜〜〜〜〜〜!!」
人は緊張すると、何で「へ〜〜〜、」と言いたい所が「はえ〜〜〜〜。」や「ほえ〜〜〜〜。」になってしまうんだろう??
「。。。。。」
「。。。。。」
会話。。。続かず。。。再び緊張度マックス!!
妙に喉が乾きまくる
しかしこのばあちゃん、そっから先も明らかに
私を気遣っているのがわかる。
初対面の私だから、話しかけて良いものかどうか
自問してる迷い顔が目の前にあった。
気まずい!
ばあちゃんもそんな状況に疲れてきたんだろう。
自分の背中を思い切り自分で押して
「ねえ、あなた。。。。アメなんか食べる?』
「えっ?!ああ、アメ?アメがあったんだ。
良いですね、アメ、アメが今は最高に食べたいでっす!!」
と、こっちはこっちで、妙なテンションになり
もらったアメをいきなり食べたら
その甘いの何の、美味いの何ので
思わず笑顔になった。
その後は少しづつだが会話がはずみ
少し打ち解けたなと思える頃
ばあちゃんは、気を良くして
「でも、私ね、若い頃にびんの蓋を
歯で開けてたもんだから、顎を痛めちゃってね〜。」
「えっ!?」
なんか、その話だけすっ飛んでたので
聞き直したら、今度は当時の模様を
ジェスチャー付きで解説してくれ
「こうやって蓋を歯で。。。。」
初対面、85歳ばあちゃん、アメ、気遣い、優しさ
そんなハッシュタグで埋まっていた私の頭に
ガツンと一撃!!ジェスチャー付きのエピソードに
「あははははははは〜!!」
ダムが決壊したように、笑えて笑えて。。。。
笑いすぎだろ!って思うくらい
笑いの波が繰り返し押し寄せてきて
デイサービス初日は、とにかくそのばあちゃんのお陰で
すっかり楽しい体験となりました。
後で聞いたら、亡くなったご主人はプロボクサーで
昔有名だった某アパレルメーカーの社長が後援していたらしい。
どおりで、なんか他のばあちゃんとは
なんか違う。。。と思った。
だいたい、80過ぎたばあちゃんは
自分の前に知らない女が来たとしても、こんなに気なんか使わない。
自分自身の面倒だけで一杯一杯なはずだから。。。
その後、待ち時間を利用して作り始めた
アームカバーの生地を選ぶ時も
このアームカバーシリーズは次回のブログで詳しくね。
「作ってあげます、どの生地が良いですか?」
と、聞くと
「これっ!!」
と即決!!やはり80代では無いなと。。。。
きっと若い頃は、アネゴ系の超良い女
だったんだろうなと思う。
ジーンズの履き方も、合わせるトップスも
なんかオシャレでカッコイイ!
私は、このデイで出会ったばあちゃんが大好きになった。
つづく

