HAL説明会が終わった。。。

やはり最後に問題となったのは、保険適用されてない分普及率がまだ低く、取り組める人が限られているというところだった。

「その辺は利益よりも研究を優先させているからですか?(元々が筑波大学の研究だったので。。)もっと普及させてコストダウンをはかってほしい。」という意見が出ていた。

 

そもそも私の悩みのすくみ足とは?

「すくみ足とは、読んで字の如く「足がすくんで一歩目が出ない」症状を言う。

すくみ足は以下のような状況で出現しやすい。

 

・歩行開始時
・方向転換時
・狭いスペースを歩くとき
・椅子などの目標物付近
・多重課題下(考え事をしながら歩行をするなど)

 

日常生活で実践しやすい対処法としては,以下のようなものがあります。


・「1・2・1・2」などのかけ声による合図を出して,足を前に踏み出すきっかけを作る
・足下に線を引いて,それを跨ぐように足を踏み出す
・部屋を片付け,歩くスペースを広く保つ
・方向転換時には,その場で回らず大きく回ることを意識する


また、足を前に踏み出せない状況で焦りが加わると,さらにすくみ足が悪化しやすいです。

 

社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院

倉敷ニューロモデュレーションセンター HPより

 

これが現在わかっているすくみ足の症状とその対策法で、表現は違っても他社の説明もほぼ一致していると思う。しかし、この対処法は、全くの気休めでしかない。実際には、今のところ良い方法は何も見つかっていないというのが本当だと思う。

 

このすくみ足というものが、どんなに怖いものかをほとんどの人は知らない。

知ったところで、自分の身に起こらないことに人間は元々無関心で想像力も働かないのは、仕方のないことではあるが。。。

 

 

HAL装着で一つだけ心配している事がある

 

脳の指令がうまく末端神経まで届かないから起きてくる症状を、HALがキャッチし理想的な動きのサポートをしてくれる。この症例は文章に書けば、脊髄損傷やALSの人たちと同じことのように聞こえる。

 

しかし、その指令自体が間違っていたとしたら?

 

HALはその間違いを修正して、本当の正しいポジションに私の身体を誘導してくれるだろうか?

これは、同じように見えて実はまったく違う事のように思える。

私が今、心配しているのはそこなのだ。

 

実際に試してみれば、多分一ヶ月で答えは出るだろうとは思うが、私の知る限り、リハビリですくみ足が改善したという事例はまだ無い。

 

また、逆に考えれば、そのすくみ足さえ改善していけば、パーキンソン病は長く患っても、それなりの人生は送れるのでは無いだろうか?

 

29歳の時にパーキンソン病を発症したハリウッド俳優のマイケル J フォックスは、最新のインタビューの中で

 
「私は腕の骨を折ったり、ひじも、顔も、手の骨も折った。転んだりして…」と続けたマイケルは、「パーキンソン病で死ぬんじゃない。それによって引き起こされる危険によって死ぬんだ。」
と、自身の辛い闘病生活を語っていたそうだが事実はその通りで、ただ立ち上がって歩けないだけでは無く、脳の指令が誤作動を起こしているので、間違った動きをしたり、動作が始まらなかったりするのだ。ほとんどの転倒による怪我は、この脳の指令の誤作動からの動作の異常から起きているように思う。
 

もしすくみ足がHALのリハビリで改善して行くとしたら、これはノーベル賞並みの快挙だと思う!!

 

現在日本の中でパーキンソン病の患者は16万人。。。患者数は増え続けている。
そして完治の見込みのない難病に指定されている。
 
現在、治療法は様々な分野で研究開発が進んでいるが、もしこのすくみ足がHALのサポートで改善していったとしたら。。。
そして保険適用で多くの人がこのリハビリを受けられるようになったとしたら、PD患者の未来は全く違うものになる。

 

だんだん装着する日が近付いて来る。

 

自分の中に大きな期待と同時に不安も広がっている。。。。