この病気になってから習い始めたのが、太極拳だ。実際、担当医も言っていたが学会でも

太極拳のゆっくりとした動きが、この病気には良いという事が発表されているらしい。

 

元々は子供の頃からダンスを習っていた。

特に大人になってから必要性を感じて習ったクラシックバレエのバーレッスンが、良かった。

全ての踊りの基礎がそこにあり、それは踊りだけにとどまらず、ほとんどのスポーツ競技にも共通するものだった。太極拳もそうだ。

 

少し違う所は、バレエは胸を張るが太極拳は胸をリラックスさせるので、少し背中は丸みを帯びる。

 

丹田を意識して骨盤を立て、お腹は緩まない様に引き上げ、頭のてっぺんを上から釣り上げられた様に引っ張り上げ、肩は下ろしてゆったりと、脇の下に卵一個分のゆとりを開け腕は上から吊られたように張り・・・という感じで、体幹を作っていく。

 

その状態で、ゆっくりと動き続けるのだ。バレエのバーレッスンのお陰で、私の太極拳は意外に早く形になって行った。。。。と思う。。

ただ、太極拳は形だけではなく、気功と呼吸法が入るので、簡単に習得できるものではないと思う。

 

天地人と、よく先生は言っていた・・・・太陽と土の間に居る自分を感じ、新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んで、体内に宇宙のエネルギーを取り込む。

自然からもらった気のボールを胸に抱きながらゆっくりと動き続ける。決して焦らず、瞑想している様な状態で太極拳の型をこなして行く。気分は、緊張するでもなく、リラックスするでもなく、ただ自分を見つめるという感覚だ。

 

座禅で習得するもの、ヨガのチャクラが開くという感覚、そして太極拳と気の存在、全ては東洋の神秘であり、習得できれば必ず治療のプラスになると思う。お年寄りの健康体操と思ったら、大間違いだ。学ぶ事は、茶道の様に際限なくある。そして、その効果も無限大だと信じて行っている。

 

この病気は、とにかく全身をゆっくりと動かすことだ、と担当医も言っていた。

 

私は、ジャズダンス、ヒップホップ、ベリーダンスなどが得意だったが、今はヨガや太極拳をメインにしている。

ちょっと淋しい気もするが、まだ動ける事に感謝しよう!・・・・と、思う様にしている。