初期の苦しみ・・・・これって何の病気??

初期の症状は、非常にわかりにくかった。
一番おかしいと感じたのは、勤め先の展示会に来てくれた前の会社の上司が、仕事終わりに連れていってくれたバーで起った。ファッション業界なので、お店もコジャレている。カウンターの席は、ひと続きの幅の狭い椅子だった。
 
座って居られなかった。。。。前後に身体が揺れて、どっちかに落ちてしまいそうなんだ。実際には身体の揺れは自分の中だけで起きていて、相手にはわからないようだったが。。。
もう、そうなると気もそぞろで、早く帰りたい。右に先輩、左に上司という配置だったので、両サイドに気を遣って話すものだから、たまったもんじゃない。右から左に方向を変えるとき、何度も後ろにひっくり返りそうになった。
早々にお開きとさせてもらった。
 
・・・・・・何の病気なの??
 
その後も、毎朝の右手の震えは続いていた。
 
筆圧も下り、字が書けなくなっていく。書こうとするスピードに手が追いついてくれない様なもどかしさで、何故か字はどんどん小さくなって行った。。。。お店で自分の住所を書かなければいけないときなどは、腱鞘炎だと言ってお店の人に書いてもらうようになった。
 
・・・・・・何の病気?
 
そのうち、もっと不思議なことが起きた。真っ直ぐに歩いて、方向を変えようとすると、身体にロックがかかったように動かなくなるのだ。それは一瞬で、二度目には普通に曲がれるのだが、何とも気持ちが悪い。
 
・・・・・・いったい、何の病気なの?
 
つづく