今日はクマさん、近くに現れませんでした。


今夜は、キタキツネのお話。

今日、仕事してたらキタキツネが足を引きずって道路横断してました。

しばらくすると、草むらをこちらに向かって少しずつ、這ってきました。

数歩、歩いては倒れるのでよく見たら後ろ足を怪我しているようで足の先は

黒く変色してました、周りにはハエが。

野生動物には怪我や病気は生命に関わります。

きっと、足を地面に付けただけで激痛が走っていたと思います。

あの体では獲物も取れず衰弱気味で目もうつろでした。

数メートルずつ、這うように横を移動していきました。

思わず、「大丈夫かい?」って声をかけてしまいました。

気力を振り絞るように草むらに姿を消していきました。

終の場所を探していたのでしょうか。

薄れゆく意識の中で、傍観している人間はどう映ったのでしょう。

あの山奥で、どんな日々を送っていたのか。

寒い冬を何度か越しながら楽しいこととか嬉しいことなんか沢山あったのかな。

交通事故で落命するキタキツネもいます、どんな最期が幸せなのかは分かりません。

地球でただ一人、最期の姿を目撃した人間として書かずにはいられませんでした。

あの山奥の今夜の冷え込みに体力が持つか分かりません。

一応、「ゴン太くん」と名付けましょう。

ゴン太くん、生まれ変わったら暖かくて餌の沢山あるところのキツネに生まれ変わってくださいね。