手術をした父


病気に縁がなかった父親が70代になり

大腸癌ステージⅣ→抗がん剤治療になりました。肺転移&リンパ&腹膜播種&BRAF遺伝子と最悪な状態でしたチーン

治療ではなく延命の為の抗癌剤の治療をして暮らしてます。

これからは、日記に書いていた父や家族や自分の事の記録を不定期に書いていけたら良いなと思ってます。



​手術室で父が頑張っている中
私と母は病院が指定した場所
(外来の患者さんと同じ待合スペースの一部)
に座り看護師さんから
声がかかるのを待っていた

誰もいなくなり
受付窓口の電気が消灯し受付が終了し
シャッターが降りて
静かになる中
クリスマスツリーの灯だけが点滅していた

終了予定時刻になっても
声がかかる事がなく
不安で吐きそうになっていた

遠くからパタパタと足跡が聞こえて
「ご家族の方ですか?」
「手術は終わりました」
「先生から説明があるので案内します」
と言われ
手術室の中の片隅にある小部屋に案内された

そこには、手術服を着た先生が
今さっき手術で切った大腸の一部を
標本のように箱にピンで留められ
それを見ながら説明を受けた

「詰まっていた箇所は取れた」
「転移がある」
「生体検査に出す」
「退院後ペット検査を他院で受けて欲しい」
「抗がん剤をやった方が良い」
「抗がん剤をやらなければ余命8.9ヶ月」
「抗がん剤をやっても長くて3年」
「最期は病院か家か、決めておいた方が良い」
「思い出作りは早いうちにやった方が良い」
「いよいよとなった時には余命をご本人にお話します」

気が動転してるのに
こんな事を言われどうして良いか分からず
ただ「分かりました」しか言えなかった

母は冷静で
「抗がん剤をやるかは本人の意見を尊重します」
と先生に伝えた

父に会えるか聞くと
部屋の準備が整ったら呼ばれる事になった

数十分後、案内され部屋に行くと
管に繋がれて辛そうな父の姿があった
「無事に終わったよ」
と声をかけると
「うん!」
と返事が返ってきた

返事をしてきた父に涙が出そうになったえーん

「明日また来るからね!」
「今日はゆっくり休んでね!」

と病院から帰った🏥


父の手術が終わるまでの間お腹が空くと思って…っと鞄から家から作って来た🍙を自分の分だけ出して食べてた母
食事の心配まで気が回らなかったのに母はやっぱり強い凄い💪