はや、ひな祭りも過ぎ今日は2匹の怪獣がやってきた。


分身の術を使った2匹の怪獣はそっくりだにひひ べーっだ!


1匹がみーちゃんが逃げないようにぐーの手で背中をつかむ


もう1匹は前に回りおもむろに人差し指を出すと、みーちゃんの目や鼻の穴に指を突っ込もうとする。


怖いもの知らずの一歳5ヶ月。


みーちゃんが威嚇しても何のことやら分からずに、きゃあきゃあ喜んで突撃を止めようとしない。


困惑するみーちゃんガーン


13歳の老犬はさすがに相手が怪獣でも噛まない。


我慢も限界に達したのか、恐怖を感じたのかブルブルふるえだしたので、怪獣の手の届かない所に避難させた。


コスモス   チューリップ黄   チューリップ赤   チューリップ紫   チューリップピンク   チューリップオレンジ


2匹の怪獣は自分達だけに通じる言葉で何やら話し合い。


「○▲▽◆□∵」 「◎○◇■△∵」ビックリマーク


2匹の間で話はついたようでお互い顔を見合わせてニコニコニコ と笑いあうと、同じ方向へダーっと駆け出した。


開けられるところはすべて開け、押せるものは何でも押し、引っ張り出せる物はすべて引っ張り出し、疲れることなく電池切れになるまで走り回っていた。


どこまでもパワフルな2匹


とうとう帰るまで電池が切れなかった。


それにしても怪獣語でしゃぺった後、同じ方向へダーっと走り出したのには驚いた。


ほんとに通じているのかな!?


私には 何しゃべっているのか さっぱり分からなかったケド得意げあせる