今回はカスタムにおけるアンプを中に浮かせるためのステー製作の模様をお伝えいたします。
オスメスのパネルはだいぶこちらでご紹介しましたのでここまでは割愛させて頂きます。
ネジを取り付ける場合、今回は見えてしまうのでこの部分をできる限り格好よくします。
ネジの取り付け穴を一段落してネジをフラットにする加工です。
下穴をピンルーターで段付きに加工すればあっという間にフラットなビス穴の完成。
プラスのネジだといかにもなので六角のビスを使用します。
さらに少し斜めに落とすことでスタイリッシュに。
細かな仕上げが良い質感を生みます。
アンプを固定するステーですが、できればMDFのブロックで作ると剛性感満点。
両サイドにデザインした板を使い、中ははみ出るようにMDFを接着。
そのあとこのビットで削ればデザインされたブロックができます。
こんな感じに綺麗なブロックができました。
さらに斜めに削ることでいかにも木で作りました感をなくします。
土台が間延びがしていまいちなのでアルミの装飾板を作ります。
欲しい面をMDFでコピーして外周を縮めていくことでパネルの形を作ります。
ビス穴を基準に広げていくことで等間隔な装飾板が作れます。
それをアルミにおこします。
斜めの面は鏡面。平面はヘアラインのNACKS定番のアルミ装飾です。
先ほどのブロックはパネルと接合してパテで軽く成形。
サフェーサーで面を整えます。最近塗装品もよくやるようになりました。
表面を整えて塗装前準備完了。
生地貼りだと貼れる形を考えなくてはなりませんが塗装は形が自由です。
最近お気に入りの黒つや消しモールド塗装です。
アルミと組み合わせるといい感じになりそうです。
続きます。