インナーバッフルによるPS165FXのドアスピーカー取り付けも終わり、今度はピラーツィーター。
白のアクリルリングLED付きです。
このツィーターはアクリルリングが細くないといけないため、通常とはちょっとだけ違う方法を取り入れています。
まずはベースの切り出し。
これがアクリルリングのベースです。細い。
アクリルリングは細すぎると加工中割れてしまい、精度も出づらくなります。
細いものは仕方ないのでLEDのスペースを確保するべく通常5mmで作成するところを8mm厚のアクリルで作成します。
アクリルリングのはまりをベストにするべく0.2mm単位くらいで微調整を繰り返します。
これでベースリングができました。枠がえらい細くなるので樹脂で固めます。
接着しましたが枠をもっと細くしたい。できれば限界まで。
でも割れてはいけないので右側の厚みに落ち着きました。
アクリルが入る分枠が深くなるので細いのはそれは難しいのです。
アクリルを作成。かなりギリギリです。
段付きを作ってLEDのスペースを確保。
これをやっておくとLEDがずれず、ツィーターの取り付けが容易になります。
細い。割れないかどうかビビりながらの作業になります。
ツィーターベースとアクリルを合わせました。
この出幅が光る部分です。
個人的にはこれが細い方が上質と思います。
樹脂を入れた後ピラーに合わせて接着します。
良い角度を探して音良く格好良くを目指します。
固定が終わったら割り箸による形作り。
経験でベストな位置に接着します。
削り込んで大まかな形を出します。
パテの量が減れば軽く、反りがなく、整形も楽になります。
これは2回目のパテ盛り。形はほぼ出ているので研ぐのも楽です。
1回目のパテはそこそこ多めに盛ってベルトサンダーで形を出し、2回目はパテべらをうまく使って盛りで形を出します。
生地を貼り終え、アクリルとLEDを取り付けます。
LEDはアクリルの段付きの中に入るので位置決めはバッチリ。
今回は左右非対称でリスナーに向けた固定をしています。
運転席は角度がかなりつきますが、全体的になだらかに成形して枠を細くすることでいかにも作った感をなくすことが大事と思っています。
さすがフォーカル。クリアな高音と情報量の多い中低域が素晴らしい。
ただ、このスピーカー、奥行きがとてもあるため、インナーバッフルで取り付ける際は車を選びます。
このクラウンでさえ結構ギリギリ。興味のある方は車種をご相談くださいね。
今回のピラーツィーターは左右で5万円。アクリルリングLED追加で15,000円プラスとなります。
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