ハリアートランクの続きです。
ピンルーターによる段付きとV字の掘りを行います。
掘りの中にパネルを入れるため開口部を開けます。
オスメスができました。
この辺がぴったりなのはピンルーターの恩恵です。
スェードでもレザーでもこのぴったりから1発で最適なクリアランスを作る事ができます。
一度仮付け。この板は使いません。ガイドとしての役割を果たします。
このようなビットでV字の掘りを行います。
掘った溝にこのようにガイドピンを移動させると裏側にV字の掘りができます。
複製したりなんだりといろいろやるので表裏を間違えると大変な事に。
掘りました!
これは全て12mmのMDFで出来ています。一枚ものだから精度抜群。でもちゃんと考えて加工しないと1発終了です。
掘れました。ただの平面にデザインが生まれます。
組んでみるとエクセレント。全貌が見えてきました。
ハリアーは両サイドが出っ張ってしまうので立体の横うめパネルを作ります。なるべく自然に。
後は生地を貼り配線を組むだけとなりました。
シンプルなトランクを。そのオーダーからこのようになりました。
シンプルとは何もしない、ではなくきっちり手間をかければ長く飽きないカスタムになる、と信じて今回も作業をさせていただいております。
あと少し。頑張ります!