昨日は写真だけ上げて力尽き、下書きのつもりがアップしてしまっていたようです・・・。
今日は解説付きでお送りします。
エアコンダクトの接合に成功しました。
ぶっちゃけドキドキの作業です。失敗するとダッシュ貼り替えなので・・・。
4時間くらいかかる貼り替えなので出来ればやり直しはしたくないですね・・・。
次やればさらに上手く貼れるんではないかと思いますが、連発はきついです。
なんかすごいですね。
まだ完成でもなんでもないのですが、かなりいい感じです。
しかしガンダムダクトのアクリルバーが入っておりません。
これがないとこのダッシュはしまりません。
ということでアクリル化されたバーです。
まあ、今までというかだいたいはブラスト仕上げで終わりなのですが、今回は透明で行こうと思います。
と言っても、なるべく傷をつけないようにアクリルを加工する透明仕上げではありません。
曲線加工をして研磨で透明にしようという無謀な作戦です。
すべて透明だとメリハリがありません。
光りのラインを表現したいのですが、最近行っているVカットで光りのラインを作ります。
Vカット自体はブラストをかけるのですが、その前に120番程度のペーパーで面を整えます。
ブラストをかけるにしても表面を成形してからかけると均一さが違います。
だいぶマニアックですね。
ここからは曲線造形を行います。
Vカットの面の厚みは残しつつ、手前部分を丸めてなだらかなラインを作ります。
ベルトサンダーを同じ角度で左右に動かし、その角度を変えることでラインを作っていきます。
出来る限りベルトサンダーで形を追うのですが、削り過ぎると終わりなのでほどほどに。
ここからペーパーで形を追っていきます。
80番程度から240番程度まで当て板を使い形をしっかり整えます。
ここで一度サンドブラストを全面にかけます。
この時点でVカットもサンドブラストされますが、他の部分に関しては一度細かい傷などをリセットするためにかけています。
まだ研究段階ですが、今回は400番の水研ぎから再スタートしてペーパーの番手を上げていき、3000番までかけてみました。
夢中になり過ぎて途中の写真がありませんが、一応鏡面というか透明になりました。
あと一歩傷をなくせば、というところでこの日は終わり。
でも平らな板をカットしただけのMDFとは違い、曲線が入るとかなりイメージが変わるのがわかります。
こんなイメージです。
バーとバーの隙間が曲線加工をするといい感じになります。
ただ、これを4本作るのはエダ君いわくこだわり過ぎだそうです。
このぐらいキレていないと本当にすごいものを作れるようになれないと思っていますが、店をつぶさない程度にしたいと思います・・・。
このバーは隙間と角度、配置に相当な時間とこだわりをかけています。
今はまだ枠が入っていませんが、枠を入れたときの上下の隙間感、車の水平方向より少し下向きにしたバーの角度、曲線加工したときのバー同士のクリアランスのイメージなど結構上げたらきりがありません。
もっと激しいデザインのバーにしようとも考えましたが、大事なのは全体のイメージ。
なのでそのイメージを崩さないようにシンプルかつ自然かつ、全体通して見れば格好いい、というイメージに近づけるようデザインしています。
ちゃんと透明ですね。
でもベルトサンダーで削ったところから始めているアクリルです。
依頼があればよろこんでやりますが、あまりやると腱鞘炎になる作業です・・・。
全体のイメージです。
これに浮島カーボン、バーの枠カーボン、ダコタデジタルメーター、オーディオフェイスパネルカーボン、メーター手前アルミ&アクリルLED・・・。
完成が楽しいような恐ろしいような感じです。
そしてリアゲートの加工も終了。
Cピラーのエンブレムがかなりよかったので、それをさらに装飾して作りました。
これは自分作じゃありません。なかなかやりますね。
そして元からあるドアモニターの周りもカーボンが終了。
モニターの周りの部分だけ別張りしているという贅沢な一品です。
こうして書いていると今回は本当にやり過ぎた感があります。
しかし、過去を見てみるとやり過ぎたときは確実になにか新しい技術を習得していることがほとんどです。
将来的にはリーズナブルでしっかりとした作業と、とてつもないハイエンドな加工の両方が出来るお店にしたいと思っております。
フレンドリーさというか親しみやすさは今のままで、よりリーズナブルなプランと、より高度な技術を会得していきたいですね。
1月29日の本庄サーキットのイベントにこのヴィッツとエダ君製作のアルファード、そしてあゆbBとアルファード、RB3の強烈なお二人が参戦していただけます。
度の車も見どころ満載です。気になる方は是非遊びに来てくださいね。
当日は自分もいますので、お気軽に声をおかけください。
それではまた!















