もうそろそろヴィッツはダッシュのレザー貼りになります。
もうすこしさらっとしたイメージになるはずが、やはりフルカスタムの作業はそうはなりませんでした・・・。
派手さと精度の両方を成立させることが今回のテーマでしたが、それは達成されそうです。
それにしてもカーボン、ダコタ、アクリル、スェード、レザー、アルミなど素材がてんこ盛り。
それを以下にまとめ、そして派手さを出せるか。
やれることはやったつもりですが、完成までわからないのがカスタムの恐ろしいところ・・・。
ほぼ完成系に近い状態です。
チリ合わせや浮島の固定などがありますが、形としてはこのようになります。
ぱっと見たところ簡単そうに見えますが、まず強度を維持したままここまでいじること自体が結構難しいのです。
自分が当初予想していたより格好良くなってきました。
しかしかなりガンダムっぽい感じです。
確かに自分はガンダム好きですが、イメージしたつもりはないのです・・・。
直線ではない、複雑な曲線のなかでパネルや合わせ目、造形と造形のラインを合わせることがどれだけ大変か改めて思い知らされた内容です。
もうこれでいいか、と思いましたが、微妙な隙間、微妙なラインの狂いがやはり気にいらずもう一度修正をかけています。
最初の写真と比べるとどう修正しているかがわかりやすいですね。
パネルとダッシュの合わせ目は非常に難しいのですが、後一歩精度が足らずパテを入れました。
これでほぼ完璧に合うでしょう。
もうこんなパネルを作るのもそれほど難しくなくなってきました。
次回はもっと複雑なものを作れるようにチャレンジしたいと思います。
メーターの裏のラインは多少狂っていて、まあ見えないから・・・、と悪魔がささやきましたがガラス越しに見られたときにレザーの面が荒れているのを指摘されるのは我慢なりません。
このこだわりが完成度につながることを祈りましょう。あんまり変わらないとは思いますが・・・。
エアコンダクトはへこみの部分の貼りを終えて成形中です。
一枚で貼れなくもないのですが、平面の目が荒れてしまうので面倒くさくても分割貼りです。
そして二日間参ったのがUSシビッククーペ。
ホンダ好きの自分としてはたまらない車ですがナビゲーション取り付けに関しては注意が必要です。
リヤのラインも素晴らしい。なぜ日本で売らないのか。
売れないからか・・・。
またスポーツカーがたくさん売れる自体がくるといいですね。
リアトレイはリアスピーカーとウーファーが。
これを最初に見ておいて考えればわかったことなのですが、この車のオーディオは特殊です。
外部アンプが純正で入っているプレミアムサウンドシステムというやつですが、これがナビゲーションをつけるには非常に厄介な代物です。
さらにはまりどころが、USのデッキ取り付けキットを使ったのですが、なんとナビゲーションをつけてもどそうとすると全く収まらない。
まあ、国産でもキツイ車はたくさんあるので頑張ってみたのですが、なんと奥にデッキが接触してしまって入りません。
純正とキットにナビをつけたものを比較するとなんと奥行きが5cmくらい違うのです。
これじゃあ入らん、ということで純正をベースに加工することになりました・・・。
ちなみに4時間入らないデッキと格闘しました・・・。出来ることはすべてやったのですが入らなかったのは初めてです。
時間もありませんので、まずは取り付けられるようにカットだけして後日フェイスを作らせていただこうと思います。
それにしても格好いい。現地の香りがします。
今のホンダのデザインのいいとこどりみたいな車で、馬力も200PS近くあるようで十分です。
この車をシンプルにいじってオーディオをしっかり組んだら実にいい感じになりそうです。
内装は今は亡きFD2の左ハンドル仕様なのでちょっとした哀愁も感じました。
センスのあるオーナーさんなので格好良くなっていくことでしょう。楽しみです。
雪がヤバいようです。明日車でいけなかったら電車でいくしかないな・・・。
皆様も道には気をつけてください。それではまた!










