プリウストランクワーク徹底解説No3 | カスタマイズファクトリーNACKSのようやく書き始めたマニアックブログ

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埼玉県上尾市のカスタマイズショップNACKSです
オーディオ、モニター、LED、アクリル、アルミ、カーボン・・・
ありとあらゆる素材と妥協のないデザインであなたのカーライフを
より刺激的なものに致します

プリウスのお客様はこういった情勢にも関わらず追加オーダーをいただきました。


本当に嬉しく思います。


そのお気持ちにこたえるためにもハイクオリティーな車に仕上げましょう!



ということでトランクワークの続きです。


現状は造形はほぼ終わりました。


フラットなトランクとしては自分の中では最高傑作になりそうです。



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昨日ご紹介したアンプの土台をトランクにあてがい、位置を決めます。


実は普通にならべるとアンプ、ウーファー、アンプとなりますが、横幅が足りません。


なのでウーファーの上にアンプをかぶせるように作ります。


結果論ではありますが、立体感が出せ、限られたスペースの中でもクオリティーの高いトランクに出来そうです。



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ウーファーを入れなければならないため、ウーファー部分にかぶる部分をカットします。


カットは若干いい加減ですが、ここに関しては全く見えませんのでこんな感じです。


いい加減と言ってもそれなりにちゃんとしてますけどね。




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このように固定されます。


実際にはこの下にアクリルがひかれるのでさらに質感は高くなります。





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この位置関係となります。


アンプはアルミのヘアラインが入っていますので、この質感を周りにちりばめてよりデザインの一体感になるのではと期待しています。



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ここよりデザインにアンプが必要になるのでマスキングを施し固定しました。


この位置が決まるのにはいろいろな要因がありますが、ちゃんと考えることによって機能的にもビジュアル的にもよいものが出来ることが多いですね。


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さて、アンプBOXの横板を作成するのですが、アンプの台と純正トランクの床面は残念ながら平行ではありません。


なので、この横板でトランクの床面とフラットになるように横板を平行ではなくずれた面に合わせるようにカットしなければなりません。


さあ、どうしましょう?




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自分はこのようにやりました。


まずちょっと飛び出るくらいに横板を置いておきます。


そのあとにトランク床面と同じ高さの両サイドにある純正パーツに板を置き、その板と横板が当たる部分にマーキングを施します。





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出来たラインにあてがった板をあてがえばトランクにフラットな位置に線を書くことが出来ます。


しかし床面フラットではアンプボックスの横板にはなりません。


フタになる部品が入るからです。


フタになる部品は25mmになるので、誤差を考えて26mmトランク床面より低く横板をカットすることにしました。


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ちなみに床面フラットの状態です。


ここから26mm下に下げます。



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作成できた横板ですが、まだ固定しません。


上に入るフタの開口部に合わせたいのでとりあえず置いてあるだけです。



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そして上フタになるMDFを切り出し、はめます。


今回は左右と奥は真四角なので簡単です。


問題は手前です。


どんな車でも入り組んだ形にんなっています・・・。



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こういった場合はまず手前に近いくらいまでくる四角の板を切り出しあてがいます。


それが写真の状態です。


この隙間を埋めたいわけですが、最初から大きい板のままこのチリを合わせていくのは非常に大変です。


なのでまず別パーツでここにぴったりはまる板を作成します。




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このようにある程度まで合わせてカットしたMDFを置きます。


するとどんどん隙間が小さくなりますので、その都度鉛筆でカットするべきラインを書き、カットしては戻してラインを書いて修正するという作業を繰り返すといつかはぴったりになります。


この作業を最初から一枚の板で行うと切りすぎたらアウトです。


ですが、このように別の板で作っておけば切りすぎてもまた修正すればいいのです。


しかしこの2枚の板を接着するわけではありません。


どうするのかといえばルーターです。


次回はその方法をご紹介しましょう。



地震の影響もあり、お客様はあまり見えられませんがその分作業は爆発的に進んでおります。


この機にたまっている作業をどんどん消化したいと思います。



キャンペーンもやっておりますので、皆さん大変だとは思いますが遊びに来てくださいね。



こういう時に来てくださる方には大サービスしちゃいます・・・。




それではまた!