8,9日に行われるイースセミナーにお客様からお借りする予定のヴィッツが完成いたしました。
まだほんのちょっと手直ししなければいけないところがありますが、ほぼ完成形です。
それではご覧ください。
メインテーマ写真みたいだったので載せてみました。
リアハッチを閉めて覗いたところから撮った写真です。
そういえば、NACKSステッカー。そろそろ在庫が切れそうです。
ちょっと金額的負担があって、次回のステッカーから有料になります・・・。
もうかってなくてごめんなさい・・・。一枚1000円です。
それでもいい、というとてもいい方、買ってくださいね。
今回初めてテールランプにスモークフィルムを貼ってみました。
これが思ったよりも難しかったのですが、スェード、レザーの張り込みでは相当な数をこなしていますのでなんとか貼ってみました。
間近で見るとそれなりですが、ちょっと離れれば十分な質感です。
特にこのヴィッツに関してはボディーのシルバーがより渋く引き立つように見えました。
結果は大成功だと思います。
ここからが本題でしょう。
セカンドシートをはずさせていただいたので比較的自由にレイアウト出来たのですが、ロックフォードT1000-4の横幅が半端ではないため、意外に綺麗にレイアウトしないとスペースが厳しかったです。
広い範囲で加工しているので気をつけなければいけないのは間延び感がでないようにすることです。
広いスペースをなんとなく埋めたな、という感じではなくこのスペースでないとこのデザインはできないな、と思わせるような感じにしたかったのです。
個人的にはリアシートがなくなったことに注意してみないと気がつかないような感じになったのではないかと思います。
この角度だと全体がわかりやすいですね。
お客様の思うメインカラーは青です。
スェード等は青で統一しているのですが、LEDまですべて青でやってしまうとメリハリがなくぼやけた印象になってしまうのではないかと思い、基本的には白のLEDを多用しています。
青と白のカラーバランスは経験上非常に格好良く見える、というかちょっと神秘的に見えたりする気がします。
派手であってもちょっと渋さと上品さを出したかったのですが、このカラーバランスはそれにはまったのではないかと思います。
今回のテーマは素材感です。
NACKSでは初めてリアルカーボンを使用しました。
カーボン=軽量部品、というイメージがありますが、当然軽量化に使っているわけではありません。
カーボンの質感にあるスポーティー感とリアルな素材感が欲しくて使用しています。
カーボンだけではなくアルミも多用しています。
ただ、いかにもアルミを使いました、カーボンを使いました、という感じにはしたくなかったのですが、結果からいえばカーボンは主張せず、アルミもワンポイントで存在感を示すように配置出来たのではないかと思います。
アルミは加工後、ラインが綺麗に出得るように成形したのちにヘアライン加工をしています。
エダ君が効果的なヘアラインのつけかたを考案してくれたので非常に綺麗に横一直線にヘアラインが出来ています。
パーツによってはロゴをサンドブラストで彫っています。
これが意外にもくっきりとロゴが現れ、質感も非常に良いので今後使っていこうと思います。
ブログを見ていただいている方はご存知かと思いますが、前から後ろまで巨大なボックスの表面はすべて一枚張りのリアルカーボンで作成されています。
しかし外周のレザーパーツ、アンプなどによってかなりの部分はカーボンが見えなくなりました・・・。
正直注意してみないとカーボンが貼ってあることに気づかないかもしれません。
カーボン貼りました!というイメージよりさりげなく主張するくらいのバランスが結果としては気に入っています。
手前側はアルミパネルによるパネルワークを施してありますが、ふちが白く光るようにアクリルを挟んでいます。
正直なところこの白のラインはもっと細いほうが格好良かったかもしれません・・・。今後の反省です。
ここから見えるウーファー、カーボン、レザー、白アクリル、アルミの異なった素材感がいかにも作りましたという感じをなくしてくれているように思えます。
基本はこの辺はモノトーンであるため、いろいろな素材が混ざってもゴチャゴチャ感がありません。
これだけやってあるとあまり目立っていませんが、造形のラインもかなり手間がかかっており、トランク全体をまとめてくれる役目をしてくれている気がしますね。
トランクからだと覗かないとわからないCピラー、ロゴパネル。
アルミとカーボンと立体エンブレムが何とも言えない質感を出してくれています。
これはドアなどを閉めても隣の車からよく見える位置にあるのでさりげなく主張してくれています。
トランクからは直接見えない、室内から見た光景も手間がかかっております。
作業を始めてからリアと外向きは1セットづつスピーカーを追加し、合計8本のスピーカーがここに配置されます。
平面的に配置することをせずにすべて立体造形してあります。
まあ、このためにカーボンを貼るのが非常に難しくなりました・・・。
あと、スピーカーのリングはすべてアルミ製ですが、このときはスピーカーを倍にしたことをさすがに悔みました・・・・。
リアドアを開けたところですが、両サイドの平面も結構こだわっております。
結構広い面であり、何も入れるものがないために結構なにをするのか迷うところではありましたが、搭載システムのメーカーロゴをいれてあります。
しかしただロゴを入れても格好良くありません。
四角のパネルでも格好良くありません。
内装と作りもののデザインからラインを考え、曲線で出来たパネルにそのパネル形状に合わせたデザインを作って白く光らせています。
昔の自分であればロゴを白く光らせるだけで満足していましたが、このようにデザインを入れるか入れないかで質感は雲泥の差となります。
この辺のデザインはいつもお願いしているアートファクトリーさんです。
いつも非常に柔軟に対応していただき、非常にクオリティーの高いデザインを作ってくださるので感謝しております。
エダ君をして、最高傑作、のカーボンヘッドレストモニターです。
ただ、暗闇で光らせるとまったくわかりません・・・。
しかしこの車の狙いは夜光らせても格好良く、昼間光らせずとも格好いい、というところにありますので、昼間の明るい時はカーボンの質感が目立つようになって違う表情を見せるのです。
シートを普通の位置にすると全くわからなくなりますが、シート裏もカーボンパネルを使用したかなりの曲線を持ったデザインになっています。
本当に意味がないくらいの手間のかけようですが、いざ見られたときにここまで作ってあると思われればより車の魅力があがりますよね。
そう思わないと作った苦労が報われないので・・・。
リヤゲートをしめて覗きこむともうなにやらわけのわからない世界ですが、正直格好いいと思います。
実物でないとこの質感は伝わりませんが、ものすごく不思議感があっていい感じです。
こうなるとリヤゲートにもデザイン加工してあればなおすさまじい車になると思いますが、いかがでしょう?M本さん!?
この車でナイトイベントにいったら注目されそうな気がします・・・。
自分はいつもそうなのですが、珍しくエダ君がかなりテンションが高かったです。
この車も3割ほどはエダ君に手伝ってもらっていますから、いい合作になったと思います。
自分のいいところはかなり吸収し、自分のダメなところは明確に除外し、自分なりのやり方も考えてきていますので、そろそろ一台ショーカーを作ってもらいたいところですね。
見れば作り方はある程度経験のあるインストーラーならわかりますが、それを一から考えるというのはまた別の話です。
しかし彼ならやってくれそうな気がします。
というより自分よりすごいものを作ってしまいそうな気がします。
でもまだまだ若い者には負けていられない、ということで次のプリウスではさらなるレベルアップを図れるように努力したいと思います。
イースセミナーで一流店の車を見てしょんぼりして帰ってきそうな気もしますが、現時点での最高傑作ですので自信を持って参加してきたいと思います。
今日はプリウスのオーナー様にとてもお世話になりました。
どうしてそこまでしていただけるのか?というくらい大変にお世話になりました。
かなり年配の方ですが、自分よりはるかにエネルギッシュで、とても格好良く見えました。
そんな方により格好良く見える車に乗っていただきたいので、プリウスは期待を裏切ることのないように気合をいれて頑張ります。
そして今日は結構見積もりが多く、刺激的なお見積りもありました。
最近よく噂を聞く、と言っていただきましたが、良い噂なら非常にありがたいことですね。
もうからず、無駄にブログが長いNACKSですが、こだわりを持ってやっていれば気づいてくれる方もいらっしゃるということがわかりましたので、今後もさらに面倒くさいことをやっていこうと思います。
だんだん何をかいているのかわからなくなってきましたのでこの辺で。
明日からプリウスやお預かりしている車をガンガン進めたいと思います。
それではまた!













