ブログの長期お休み申し訳ありませんでした!
いくつか理由はありますが、一度生活のリズムというかタイミングがずれるとしばらく書かないことが多々ありまして・・・。
今日からまた頑張ってまいります。よろしくお願いいたします。
と、ブログはお休みでも仕事はお休みではありません。
今日からアップしていなかった作業を順次ご紹介いたします。
さあ、ここからまた長編マニアックブログのスタートです。
F50シーマの灰皿部分にブーストコントローラーを埋め込みます。
埋め込みになるのでシガーは邪魔になります。
思い切ってカットしてしまいます。
そしてコントローラーの枠作り。
そうして出来たのがこれ。
少し大きめに45度の面取りでコントローラーの面を低めに設定します。
これで立体感のある質感の高い埋め込みになればいいなあと・・・・。
さっきは外形は超適当です。
それを綺麗に揃えます。これは丸のこ盤というのがあればあっさり出来てしまいます。
と、いうことでこの時点で樹脂をしみ込ませ、塗装した時に塗料がひかないように、そしてパテとの食い付きを良くして割れるのを防ぐためです。
自分も昔は成形が終了してから樹脂を入れていたのですが、こっちのほうが正解だと思ってます。
そうしたのちに灰皿の蓋の部分に先ほど製作した枠がぴったり入るように穴をあけます。
ここは多少時間をとってでも綺麗にあけたほうがいい気がします。
接着も綺麗にいくし、固定がしっかりするのでおそらく割れづらいと思うのです。
パテも盛りやすいですしね。
ということで枠にはめ込んでみました。
ここでどのくらい枠を蓋の面より飛びださせるかが結構重要です。
成形する時のラインと相談して出幅を決めます。
ここは本当にミリ単位です。ラインがちゃんとつながる高さって結構決まっているようなものなんですよね。
接着したのちにラインから飛び出るであろう枠の部分を削って丸くします。
これで塗装面にMDF部分がでてしまうのを出来る限り少なくすることが出来ます。
最終的にはこのような感じです。
この時点で枠の左右部分が丸まっていることにお気づきでしょうか?
こうしたほうがおしゃれかなと思ってやってみました。
後は一気にパテ盛り!
この時点で出来る限り綺麗に盛れているといいですね。
写真でもそこそこラインがでているのがお分かりだと思います。
これは枠と蓋の外周を基準にヘラでなぞるとこのような形に綺麗にパテ盛りが簡単にできます。
ラインとは線と線がつながって出来ると教わりましたが、枠と蓋のラインをつなぐとこれがまた自然なラインになるのです。
しかし一度盛っただけではパテがひけている部分もあるために終わりません。
仕上げパテを盛り、研いでいくとこのようになります。
そしてサーフェーサーを吹きます。
写真ではやたら綺麗に出来ているように見えますが、実際によく見るとス穴とペーパー傷だらけです。
塗装で仕上げる場合にはこのようなものはご法度です。
そこで1液のアルミスポットパテなるものを使用します。
これはほんのごくわずかな傷を成形する場合に使用します。
乾くのが早く研ぎやすいのですが、強度もなければひけもすごいので厚盛りには向きません。
そして黒く塗装!!
おお、写真で見るとすさまじく格好良く見える・・・。
実物もちゃんとしていますけどね。とくに写真だと陰影が映えますね。
でもこれもちゃんと最初から曲線主体のラインにしようと考えているから出来たと言えます。
こういう風に作るといかにも加工しました!という感じがなくていいと思います。
そしてブーストコントローラーをはめ込んでみます。
う~ん・・・・。いい感じだ。
ということで車両に取り付けます。
デッキのパネルが艶消し黒なので結構マッチングがいいです。
デザインも純正にあるようなちゃんと自然な曲線を使ったものになったと思うので違和感ないと思います。
ただ、違和感がなさ過ぎてオーナー様以外わかってくれなかったりしますが・・・。
ということでCAMP2も取り付けし、水温やブースト圧も画面上で確認できます。
その下にブーストコントローラーがあるのでここで集中して車両の状態を把握できます。
オーナー様はスポーツVIPを目指していらっしゃいますが、やはり高級セダンにメーター類はちょっと似合わないかもしれません。
このように画面に表示することによって室内の質感は崩さずに車両情報を得ることができます!
エンジンチューニングも視野に入れられているご様子なのでこのデッキ周りは非常に重宝しそうですね。
と、いうことでだいぶ前に作業したF50シーマの作業でした。
現在は作業が目白押しですので、どんどんブログにアップしていきたいと思います。