今日は前の会社からの常連さんで、以前製作したソニカのオーナーさんでもあるお客さんがいらっしゃいました。
外装はほぼノーマルのインプレッサWRXSTIだったのですが・・・。
突然変貌を遂げていました・・・。
とんでもないブリスターフェンダーです!
テールライトの取り付け位置が様子のおかしなことになっています・・・。
後ろから見ると、見慣れたWRXの形をしていません・・・。
この四角っぷりは個人的にはすごく好きです。ガンダムに出てきそうな感じが特に。
なんとリアドアまでブリスターフェンダーは伸びています。
リアドアのレバーはなんとこのダクトの穴に手を突っ込んであけるという代物。
相当ワイドになっています。
フロントもこのありさま。サイドスカートなどすべてのフルエアロで、白のゲルコート状態で仮組されている車を見て、ほとんど純正の色が残らないことにオーナーさんは全塗装を決意したそうです。
純正ブルーに見えますが、これはなんとラメ入りのちょっと違ったブルーです!
フロントもガンダム系です。こういうダクトがいっぱいある車は個人的に大好きです。
また、フロントもブリスター化されているので、ぱっと見たときにはインプレッサですが、よく見ると只者ではないオーラを出しています。
このエアロ、チャージスピードさんの激速シリーズだそうです。このような車を作っていくオーナーさんを見ると車業界もまだまだ捨てたものではないですし、業界が少しでも活気づくようにごくわずかな力ながらNACKSも盛り上げていきたいですね。
たびたび内装のカスタムのお話もあり、こんな車を内装がっちり組んだらすさまじく注目度のある車になりそうですね。
さて、作業場ではショートの作業が入ってきました。先日モニター類をつけさせていただいたヴィッツです。
パカッと開くグローブボックスにモニターを埋め込もうという話で、それほど難しいカスタムではないのでガンガンいこうと思ってばらそうと思ったのですが・・・。
なんとダッシュの裏からグローブボックスが固定されています。これはどういうことになるかといいますと・・・。
こういうことになります。ダッシュまで外すことになるとは思いませんでした・・・。
しかし、最近の車はダッシュボード外すの簡単ですね。20分くらいで外れてしまいました。
逆を言えばヴィッツはダッシュ加工が比較的お安くできるということですね。
さて、埋め込むモニターはミラーモニターです。このモニターは3つの画面を同時に表示できるので埋め込みモニターとしても優れています。
裏のステー等はじゃまなので分解して外してしまいます。
そして枠を製作。ただ埋め込むだけではなく、パネルを製作したり、出来る限りフラットになるようにいろいろ計算してこのような枠が出来上がります。
ふたを製作してモニターの画面だけが出るようにしました。
写真でわかるでしょうか?ふたの厚みを薄くして段つきをつけてみました。
こういう手間をかけていくとただ作っただけではない質感が生まれるような気がします。
そしてグローブボックスのふたをおもむろにカットします。
出来る限り剛性を落とさないように切り取りが少ないようにカットしますが、かなりカットしていますね・・・。
そしてとりあえずあてがいます。
ここから水平、傾き、奥行きを調整するべく微調整を行っていきます。
現状だとちょっと傾いているし、奥行きももっと奥にひっこめられるようです。
たとえばこの部分。内装と当たる部分を出来る限り削って少しでも奥に入れます。
細かいことですが、完成した時の質感はこういうことを出来限りやることで変わってきますよね。
さらに微調整を加えて、パネルと一体化して生地を張れば終了です。
多少簡単に見える作業でも、その場その場でベストを尽くせば格好いいものになります。
ショーカーのようにしなくてもワンポイントでしっかり加工すれば格好いい車になりますよ!
どんな小さなことでもご相談くださいね。
それではまた!












