ホームページやブログのデザインに迷ったらの『世界感』について。

前回の続きです。

 

 

前回のおさらいも兼ねて、今女性から最も支持を受けている家具雑貨ショップの一つ
Francfranc(フランフラン)を例に出します。
 

Francfranc(フランフラン)とは

株式会社バルスが創業し、1992年に品川・天王洲アイルに一号店をオープンさせ、現在では、全国に80店舗以上に拡大させている、家具・雑貨店です。

 
 

常連マネキンは「都会に住む25歳OL」

創業者の社長高島氏は


高島さんは「25歳のOL、A子さん」のイメージに近い女性にどんどんインタビューした。
彼女たちの意見を聞きながら、「カジュアルスタイリッシュ」がフランフランのコンセプトとして決まった。
 
最近は、都会で一人暮らしの25歳のOLというターゲットから年齢軸を外したという。
25歳に限定するより、25歳のマインドを持った女性。
40代以上のおとなが来店しても感性に共感してもらうことが多いから
だ。
上記語っています。
 
「お洒落なライフスタイル」といった
曖昧なコンセプトをかかげ、なんとなくオシャレだけど結局誰に向けて作っているかわからない製品が店頭に並ぶ雑貨店が多い中、
 
ペルソナ、常連マネキンを具体化することで、
お店の雰囲気や品揃えなどは絞り込まれ、
 
年に1、2度訪れる大型インテリアショップではなく

デザイン的に優れた商品と心地よい空間の中でゆったりと時間も消費できる何度でも訪れたくなるお店』

という目標を持ったとき、フランフランの方向性が定まり、

強いメッセージを持つ製品を作ることに成功しました。

 

 

では、

女性は皆フランフランが好みなの?

という疑問が出てきますが

女性は皆フランフランの世界感が好き。

と、いう訳ではありません。

 

女性が好むブランドは他にも多数あります。

列挙します。

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ハイブランドなら
  • CHANEL
  • PRADA
  • ティファニー
和風なら
  • よーじや
  • 無印良品(和モダン)
 
アメリカンスタイルなら
  • スターバックス
  • ビレッジバンガード
 
キャラクターなら
  • スヌーピー
  • サンリオ
  • ディズニー
映画なら
  • ハリーポッター
  • ジブリ
絵本なら
  • 星の王子様
  • 腹ペコあおむし
  • 不思議の国のアリス
などなど・・・

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ここに書いたものは
パッと印象が目に浮かびインパクトがあり
『独自の世界感』がハッキリしたものばかりです。
 
これがコンセプト、ブランディングが生み出す世界感の違いです。
なんとなくおわかりになると思います。
 
では、ここまで読んでいただきましたので
アメブロで
お教室やコンサル等を行っており
ご本人=商品の場合の世界感はどうなの?
と、いう本題です。
 

HPやブログで世界感を出すには

きゃりーぱみゅぱみゅを例にします。
 
既にきゃりーは
彼女の魅力をより引き立てる
ブランディングを事務所が施していますが、
ユニークで可愛い個性を
おもちゃ箱をひっくり返したような奇抜な衣装のデザインが表現しています。
 
ご本人=商品の場合

少しでもご自身の個性や魅力を目に見える形にすべきだと思います。

 

 

デザインが皆と同じ。サムネも同じような感じ。では

同じような記事の多いアメブロでは何も印象に残らない可能性が高いからです。。
それならばプロに頼まずとも
例えヘタでも自分でヘッダーやバナーを自作されたほうが100倍マシです。
 
 
私は必ず
デザイン作業に入る前に
既存のブログやホームページ拝見して、
商品やサービス内容とコンセプトを探りますが
ご本人と電話でデザインの方向性のお話をさせていただきます。
 
これはご要望聞くためだけでなく
ご本人の雰囲気、世界感を少しでも私が知るためです。
 
柔らかい雰囲気の方に
カッチリしたクールスタイリッシュなデザインはちぐはぐですからね。。
 
 
企業が商品をブランディングしているとするのならば、
皆さんの商品はサービスであったり、スクールであったりすると思います。
 
 
誰が誰に何を訴えたいのか。
誰が=『どんな個性を持った自分?商品?』
誰に=『どんな常連マネキンに』
何を=『コンセプトに沿ったメッセージ』
 
 
を、明確にすれば常にブレることなく
且つ皆とは違う
 
ブログの内容
デザインが決まり
独自の世界感が出来上がってくると思います目
 
 
長文になりました 笑
2部にわたり読んでいただきありがとうございました