今回は、「カスタマイズ出版」という出版形式について説明させていただきます。

カスタマイズ出版は、従来の出版形式にとらわれず、すべてを自分で決められる新しい出版のかたちです。
商業出版、自費出版、企業出版などいろいろな出版形式が存在しますがそれらとは全く異なるものとなります。

カスタマイズ出版は、自分の書きたい内容を自由に表現できる出版方法です。
書籍の形式も自由に選ぶことができ、縦書きや横書き、縦開きや横開きのパターンも自由に設定できます。
販路や体裁、内容、導線など、ほとんどの要素について自分で選択することが可能です。
一般的な出版社では実現しづらいカスタマイズが可能であり、自分の好みに合った書籍を作ることができるのが最大の特徴です。


一般的な商業出版では、出版社が著名な人物に書籍を依頼し、出版社が書籍を作成する形式です。
この場合、出版社が費用を負担し、書籍の売上から利益を得ます。
著者は印税を受け取ることがありますが、売れない本は作成できない傾向があります。

一方、カスタマイズ出版では、著者が完全にオリジナルな内容の本を作成できます。本の売上を気にせず、自分が伝えたいことを自由に表現できます。
また、商業出版では難しいQRコードの挿入なども自由に行えます。カスタマイズ出版では、本の目的は売れることではなく、自己表現や伝えたいメッセージを形にすることです。また、印刷や増刷に関しても著者の要望に応じて対応することができます。

カスタマイズ出版には、以下のような書籍展開方法があります。

1,商業出版: 書店やオンラインで有料販売する方法。
2,ダイレクト出版: ウェブ上でのみ購入可能にする方法。
3,無料配布: 書籍を無料で提供する方法。

カスタマイズ出版を活用すると、有料で販売されている本を無料で配布したり、廉価版の書籍を無料で提供することで見込み客を集めることができます。

カスタマイズ出版のメリットは、自分の好きな内容の本を作り、提供方法を自由に選べることです。商業出版では避けられる本も歓迎されます。

例えば、業務の外注化に関する書籍を考えてみましょう。この書籍では、無料配布の書籍を通じて見込み客を集め、バックエンド商品として動画講座を提供し、案内を行います。

カスタマイズ出版を利用したマーケティング戦略の一つに、ブックローンチという方法があります。この戦略では、無料で書籍を配布しながらビジネス展開を行います。ブックローンチでは、無料配布を通じて興味を持った人のリストを集め、マーケティングを行いながら顧客との関係を築きます。

ブックローンチの目的は、無料配布後に見込み客に対してコンサルティングや商品の紹介を行い、売り上げを得ることです。

見込み客リストを活用することで、投資回収率を高め、売上を最大化することができます。

過去のブックローンチでは、1万冊の無料配布から約2億円の売り上げを得ることができました。これは最新のリストマーケティング戦略に基づいた無料配布と収益化の手法です。

カスタマイズ出版を利用すると、商品やコンテンツに合わせた本を作ることができ、セールスレターのような形式の本やマーケティングに活用できることが分かりました。

この方法は収益の最大化や読者を顧客化・ファン化することが可能であり、ブランディングや名刺代わりとしても利用できます。

特にブックローチと呼ばれる無料配布を通じたマーケティング戦略は注目されています。カスタマイズ出版にはデメリットはなく、柔軟に対応できる出版社が用意されています。

自分の好きな形式で出版し、有料で販売しながら無料配布も可能です。印刷部数や予算に応じた出版が可能であり、ゴーストライターの利用もできます。

カスタマイズ出版は、書籍を活用して新しいビジネスの創出に繋がる方法です。

気になる方は是非お問い合わせください!

カスタマイズ出版についてのお問い合わせはこちらから