１１日の大震災により
多くの命が奪われ
多くの悲しみに包まれた東北
そして
３月といえば
卒業式シーズン
まさに卒業式を襲ったこの震災
（わが子の卒業式・・・１８日）
当然のごとく卒業式どころでは無くなってしまった東北
私の娘も例外ではなくその卒業式を心待ちにしていた一人・・
娘もとてつもない複雑な気持ちを抱いていたことであろう・・・
誰もが
子を慰め・・・かけたそのとき
わが子の通っていた学校から
卒業式開催の連絡を受けることが出来た
被災の中まったくと言っていいほど
喜ばしいことのなかった私・家族にとって
とてつもない喜びに包まれた
そして・・・多くの親子さん達が喜びに包まれたことと思う
そして・・・今日いよいよ無事その卒業式の日を迎えることが出来た
気仙沼の物資活動後
心境はとても複雑な思いが私にもこみ上げてましたが
誰より複雑な状況に耐えていたのは・・
言うまでも無く当事者の娘（みやび）・子供達
私もこんなことになってしまった中
卒業式をしてくださった学校に改めて感謝したい
被災後久々の学校訪問
また、子供達も被災後初めての学校
生きていることを子供たちが
小さな体で
喜びを分かち合ってる姿に・・・
私も涙がこみ上げた
私なりに・・・
卒業式は今までもいろいろ経験してきた
親とし・・子が成長して行く姿を目の当たりにできる日
そりゃ・・親であれば
卒業式は特別な日
私も
子の成長過程をしっかり胸に刻んできた一ページ一ページが
今もまた目に浮かんできます
そして
今日
この場で
そのページに
新に
刻まれることになるであろう・・この一ページが
こんなにも・・
こんなにも・・・
大きな一ページになるなんて
改めて卒業式の大切さを肌で感じ
こみ上げてくる涙が止まらなかった
卒業式なのに在校生はいない
装飾（飾りつけ）も少ない
何もかもが今まで見た卒業式とは違う
なのに・・・
今
私が・・目の前で経験しているこの瞬間は
なんとも言えない
今までに見たことも経験したこともない幸せな卒業式
小さな体で一人一人の子供達が今、必死に生きている・・・
生きててくれた
そして・・・この卒業式を迎えることが出来た
その真実に
誰もが涙したであろう・・・
卒業式と言う
ごくごく当たり前の行事が・・・
こんなにも
こんなにも・・・
喜べるものなのかと・・・
そんな思いを感じるたびに・・・また涙がこみ上げてきます
その喜びは・・・ここに参加しているすべての親子さん達も
感じていたに違いない
校長先生のスピーチ！！
今まで聞いた中で最も良かった
感動した！！
だから言わせてください！！
改めて言おう・・・子供達よ
卒業・・・本当におめでとう！！！！
そして・・
わが・・みやびも
その小さな手で
しっかりと・・・卒業証書を手にした
娘・・・みやびも大きくなった
そして・・・生意気になった（笑）
けど・・・本当にこの日は嬉しい
いつまでも・・・わが家のおねぇちゃん
大きくなれ・・・みやびよ～
決して・・・これ以上生意気にはなるなぁ～（笑）
そして・・・
この先・・・
決して忘れることのない娘の卒業式が
無事・・・幕を閉じた
子供からまた学んでしまった
子供ってすごいです
みやびからのコメント・・
こんな天災なんてなんだ～！！
こんちきしょっ～
私にとってそれは・・
明日に向かい・・・
前進したくなった瞬間であった