とある打ち合わせの後、
ボク等が昼食に入った店には
「こたつ」があった。
「はー、やっぱこたつ最高ッスね」
と感銘したのは
同席した後輩。
その店は全席こたつ完備ではなかったが
窓際の席にはこたつ席が並び
ふっかふかのこたつの先には
真冬の澄んだ青空が広がっていた。
ボクの人生には
「こたつ」という文化はなく、
幼少時代にも
実家にこたつがなかった。
そんなボクでも
そのこたつに足を入れた時、
ほぁっとした。
「堀ごたつなんだぁ?」
あぐらをかくのではなく、
この姿勢でぬっくぬくの
おこたに入ってしまうと
何時間でも時を忘れてしまいそうだ。
この店は夜もやっているようだが、
めっちゃ回転率が悪いのでは
ないだろうか。
現に食べ終わってるらしき
ビジネスマンが
ノートパソコンを広げて
カチャカチャ何かしている。
ブログ更新っていうか、
仕事っぽかった。
いや、まぁ
帰りたくなくなるのも
無理ないぬくぬくさだ。
「やっぱ冬はこたつですよねー」と
携帯をいじり出す後輩。
以前彼は
「自分が駄目人間になりそうだから」
と、こたつを処分したそうだが
なるほどなぁと
藤子A風タッチの彼の
駄目人間ぶりをイメージしてみた。
モグロに「ドーン!」みたいな。
しかし、
食事が済んでも
ぬくぬくしてしまうこの
こたつの魔力。
幼少時代に味わっていたら
ボクは今ここに
いなかったかもしれない。
ボクは間違っても
自分の部屋にこたつは置くまいと
かなりまったりした後
ちょっぴり思いましたとさ。
ちなみにこの店、
料理もいちいち旨い。
その時食べた豚肉の
蓮根はさみ揚げとか
超旨かったし、
ひじきもクオリティ高かったな。
「こたつのない夏も来る価値ありだな」
と密かに企んだりしました。